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本日2023年1月25日現在、「突然お湯が出なくなった」「エラー290でお湯が出なくなった」など、お湯が出なくなってしまう問題の発生するケースが増加しています。
より具体的には、「給湯器のリモコンにエラー290出た」との報告も増加しています。
現在「突然お湯が出なくなった」の報告が急増している背景には、気温の低下による給湯器の凍結があると考えられます。
この「お湯が出なくなった」場合の参考となる情報を紹介します。具体的な対策方法については、各社が原因の見分け方や確認方法、対策手順、予防手順なども案内しているため、それらの記事を参考にしてみてください。
目次
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「突然お湯が出なくなった」問題報告が急増中
本日2023年1月25日現在、突然お湯が出なくなってしまった、との報告が増加しています。
特に特徴的なのが、水は出るのにお湯が出ない、という症状です。
そしてそれと合わせてよく報告されているのが、給湯器のリモコン画面に表示される、「エラーコード290」です(※必ずこのエラーコードが出るというわけではありませんが、報告が目立ちます)。
「給湯器の凍結」というパターンにも注意
この症状の特徴(お湯だけが出ない)や、本日の気温の低下などから可能性を考えておきたいのが、給湯器や配管の凍結に関するものです。
「水道管が凍結する」というのはより有名かもしれませんが、「給湯器」に凍結が発生してしまうようなケースもあり、お湯だけが出ない、のようなケースが発生してしまう場合があり、注意が必要です。
東京ガスからも、次のような案内が行われています。
お湯の出る蛇口からお湯も水も出なくなった場合には、給湯器または接続されている配管が凍結した可能性があります。
(引用元)
※注意:「お湯が出ない」が必ず「凍結が原因」というわけではないため、給湯器メーカー等の説明書やサポート情報を参考にしたり、問い合わせを行うなどして、実際の原因や対処の際は、よく注意してください。
「エラー290」について
そして、このお湯が出ない問題と同時に報告が増えているのが、「エラー290」です。
給湯器メーカーであるノーリツ社より案内されている、寒波や凍結などに関する情報内に、このエラーコード290についての説明が記載されており、「ドレン配管(給湯器からの排水管)」の凍結時に表示されるエラーコードとして紹介されています。
ただしこのエラーコード「290」というのは、他の給湯器メーカーでも、凍結時に発生する場合のあるエラーコードのようで、複数のメーカー横断でこの「エラーコード290」が表示されるケースが増えているようです。
各種メーカー等の凍結に関する原因/対策/予防等の案内を行っているページ
各種メーカーから、詳しい対処方法や、症状・原因の見分け方、特に「こういう対処はしないように」などの禁止事項なども記載があるため、「給湯器が原因かも」と思った場合は、まずは説明書やメーカーの公式サイトなどを確認・参考にしてみてください。
エラーコード290の案内を行っているページ
参考
ドレン排水管は何のためにあるの?どうして給湯器から排水があるの?中和器って何?などが気になった場合は、以下を参考にしてみてください:
- 潜熱回収型給湯器の構造概要:ガス温水機器(エコジョーズ / スタンダードタイプ) / エコジョーズとは|東京ガス
- 潜熱回収型給湯器のドレン排水や中和器の必要性などについて:報道発表資料:潜熱回収型ガス給湯器等ドレン排水の取扱いについて - 国土交通省(リンク先の添付PDF内のp.5「(2)潜熱回収型ガス給湯器の構造等」の節に詳細な説明あり。p.6には中和器の図や、中和器に詰まりが発生した場合に操作リモコンにお知らせを表示することなども言及されています。今回紹介したエラーも、ドレン排水管が凍結したことで排水できなくなり、ここで紹介されている中和器水位が上昇し、それが水位電極で検知された結果、中和器の詰まりを示すエラーコード290が表示されたものと考えられます。)
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