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【Chrome】開いておいたタブが勝手に再読み込みになる現象と対策について

Chrome (239)

2023年3月現在、Chromeブラウザの利用中、開いたままにしておいたタブを開いた際に再読み込みが行われてしまう現象に戸惑う・困ってしまうユーザーが増加しています。

この現象の原因と対策について紹介します。

開いたままだったタブが再読み込みになる

2023年3月現在、Chromeのアップデート以降、開いたままにしておいたタブを再度開こうとした際に、再度読み込みが走ってしまい、開いたままの状態が消えてしまう、再読み込みを待たされるようになった、との声が増加しています。

今までであれば、開いたままのタブを再度開いても再読み込みが発生することが無かったものの、最近になって、開いたままにしておいたはずのタブに読み込まれていたはずの内容が消えてしまい、再読み込みになってしまう、という症状です。

メモリセーバー機能の影響

最近このような、今までなかったタブの再読み込みが発生するようになった、という場合は、Chromeの新機能「メモリセーバー」の影響で、開いたままのタブのメモリが解放され、再読み込みが必要となってしまっていることが考えられます。

メモリセーバー機能

メモリセーバー機能については、設定画面において次のように説明されています:

メモリセーバー
オンにすると、アクティブでないタブのメモリを解放します。これにより、アクティブなタブや他のアプリで利用できるコンピュータ リソースが増え、Chrome の速度低下を抑えられます。アクティブでないタブは、再度アクセスすると自動的にアクティブになります。

この新機能の影響で、アクティブではない(=開いていない状態)のタブのメモリが解放され、再度読み込みが必要な状態になってしまっているものと思われます。

対策について

そのため、この新機能であるメモリセーバー機能を無効にする(オフにする)ことで、勝手にタブが再読み込みされてしまう問題を回避することが可能です。

Chromeのアドレスバーに「chrome://settings/performance」を入力するか、設定画面の「パフォーマンス」タブを開いて、「メモリセーバー」機能を開いて、設定を「オフ」に切り替えます。

これだけで設定完了です。

これをオフにした状態で、しばらく様子を見るようにしてみてください。

なお、「常にアクティブにするサイト」を「追加」することで、特定のドメインのサイトをこの「メモリセーバー」の対象外にすることも可能です。

関連(2023年10月14日)

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