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本日2023年4月3日夕方頃より、「【総務省】重要なお知らせ、必ずお読みください【GF522】」のような偽メッセージ(偽SMS)が届くユーザーが急増しています。
受信したSMS、特に添付URLの取り扱いなどに注意が必要です。リンク先に表示されることのある「住民税(督促状)」という警告画面等も、偽ページです。
このSMSについて紹介します。
目次
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「【総務省】重要なお知らせ、必ずお読みください」SMS
本日2023年4月3日夕方頃より届くケースが急増しているのが、次のようなSMSです:
【総務省】重要なお知らせ、必ずお読みください【GF522】。 http://~.duckdns.org
しかしこのSMSは、総務省から送信されているものではない、偽物のSMSです。
「住民税(督促状)」警告
添付されているURLは偽サイト等につながる場合があり、典型的なのは「住民税(督促状)」という警告が表示されるパターンです。
住民税(督促状)
督促状で指定した期限までに未納の住民税が納付されない場合、財産の差押えを行います。
しかし、この警告メッセージも偽物です。
「日本年金機構 住民税等お支払サイト」ページ
また、そのダイアログを閉じると「日本年金機構 住民税等お支払サイト」と書かれているページが表示され、「住民税未納金額」として、8万円を支払うように誘導されます。
SMSから誘導されたこちらのページも同様に偽物のページであるため、指示に従って支払いを行ってしまわないように注意してください。
偽SMSが届いた場合の対策
こういった状況であるため、この偽SMsが届いた場合は、届いたとしても内容を信じてしまわずに、添付されているURLも開かないように注意してください。
以前より偽SMSが増加中
この偽SMSのような、国の機関等を騙る偽SMSが以前より増加しており、最近では「厚生労働省」や「日本年金機構」、「関税局」などを騙る偽SMSが増加しており、引き続き、今後も注意してみてください。
追記:総務省から注意喚起
その後、4月5日、総務省公式ページ内の「お知らせ」にて「総務省を騙るフィッシングサイトに関する注意喚起」というお知らせが公開され、今回紹介した文面のSMSが届くケースが発生していることについて、注意喚起が行われました。
「【総務省】重要なお知らせ、必ずお読みください」というSMS(ショートメッセージサービス)が送信される事案が確認されています。
(引用元)
SMSに添付されたURLのリンク先として表示される場合の多い「住民税等お支払サイト」についても、総務省ではそのようなサイトは設置していない、との案内が行われています:
当該SMSは総務省を騙り、「住民税等お支払いサイト」といったサイトに誘導するものですが、総務省ではそのようなサイトは設置しておりません。
(引用元)
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