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iOS17へのアップデート以降、キーボードの「空白」キーを長押ししてカーソル移動を行う操作が使いにくくなった・操作が難しくなった、などの声があります。
特に難しいと言われるのが、カーソルを左端から右へ大きく移動する場合です。
操作の難しさの要因と、対策について紹介します。
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前提:空白キー長押しでカーソル移動できる
iOS17アップデートの以前から、標準のキーボードの「空白」キーを長押しするとキーボードの表示が切り替わり、そのまま指を動かすことで、現在の入力カーソル(I字カーソル)の位置を動かすことができる機能が用意されています。
カーソル移動がしにくくなった
このキーボードを使用したカーソル移動ですが、日本語キーボードの「空白」キーが画面の右端にあるため、長押しした後にそのまま右に移動しようとすると、すぐにディスプレイの端に到達してしまい、それ以上右へカーソル位置を移動できなくなってしまいます。
そのため対策として、カーソル位置を文章の左端から右へ大きく動かそうとするときは、一度指を左に動かしてからもう一度右に動かすという方法を利用しているユーザーが多くいました。
iOS16以前では、左に指を動かしてから右に指を動かすと、左に動かしたときにカーソル位置が左に達し、左に指を動かしてもそれ以上なにも起こらず、そこから右に指を動かし直すと右へ大きく動かすことができました。
しかしiOS17アップデート以降同じ操作をしても、左に指を動かした後に右に指を動かしてもなかなかカーソルが移動しない(左への移動が左端で終了していない)ような動作となってしまい、(今までと同じように操作すると)「カーソル移動のしにくい」と言われる状態となっています。
対策1
ここで試してみて欲しいのは、空白キーを長押しした後、実は短時間であれば指を放しても大丈夫、という操作方法です。
「空白キーを長押ししてカーソル移動を完了するまで、ずっと指を放してはいけない」と考えると先ほどのような操作方法となるのですが、実は指を放して真ん中に指を置き直す操作も素早く行えばカーソル移動モードが継続します。
そのため、「空白キー長押し」→「指を放してキーボード中央に指を置き直す」→「右へ指を移動する」、とすることで、右へ大きくカーソルを移動することが可能です。
操作方法が指を浮かせる分、少し変わってしまいますが、左に動かしてから右に動かす、というところは変わらないため、今後改善/修正が行われるまで、この操作方法を利用することを検討してみてください。
対策2
別の対策として、「空白」キーの代わりに、キーボードの中央下部の余白部分を長押ししても同じカーソル移動モードに入ることができるので、こちらの利用も検討してみてください。
こちらの操作方法の場合は「空白」キーとは異なり、長押しした地点よりも右に動かしやすい、という特徴があります。
しかし下には動かしにくいため、こちらはこちらで「指を置き直す」という先ほどの方法との組み合わせを利用すると良いかと思います。
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