情報科学屋さんを目指す人のメモ

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Chromeアップデートでデザインが変わったのを戻す方法は?について(「左上にタブを検索ボタン」「色味が変わった」「ブックマークの表示が変わった」等)

Chrome (238) Chrome-アップデート (20)

デスクトップ版のChromeの最新版(バージョン118)へのアップデート後に一部のユーザーの間で、Chromeのデザインが変わったことが話題となっています。

具体的には、以下のような部分にデザインの変化が発生しています:

  • Chromeの一番左上(一番左のタブより左)に「タブを検索」ボタンが表示されるようになった
  • タブまわりが水色に表示されるようになった
  • タブの角が丸っぽくなった
  • タブの境目が変わった
  • お気に入りの文字が太くなった
  • お気に入りの余白が変わった
  • お気に入りのフォルダアイコンの色が変わった
  • Windows 11っぽくなった

こうした変更に関して「元に戻したい」「新UIから元のUIに戻す方法は無いの?」などと思ったユーザー向けの情報を紹介します。

一部のユーザーでデザインリニューアル

デスクトップ版のChromeを最新版にアップデートしたユーザーのうちの一部で、Chromeのタブやアドレスバーのデザインがリニューアルされた、との声が増加しています。

現時点で全ユーザーのChromeのデザインが変更されたわけではなく、デザインが変更されたユーザーと変更されていないユーザーがいる状況ですが、前述のような変更が多数発生し、戸惑うユーザーが増えている状況です。

特にタブ、アドレスバー、ブックマークバーの変更点が多くなっています。

元に戻す方法は?

このデザインのリニューアルを元に戻すための設定は、Chromeの標準的な「設定」内に用意されていません。

flagsには設定あり

しかし、通常の「設定」ではなく、以下のような注意書きもある特殊な設定ページ「chrome://flags」から、無効化することが可能です。

WARNING: EXPERIMENTAL FEATURES AHEAD! By enabling these features, you could lose browser data or compromise your security or privacy. Enabled features apply to all users of this browser. If you are an enterprise admin you should not be using these flags in production.

その設定ページ内のChrome Refresh 2023」という設定で、「Default」となっているのを「Disabled」に変更します。

その後「Relaunch」ボタンをクリックしてChrome自体の再起動を行うと、デザインの変更(Chrome Refresh 2023)が無効化された状態に戻すことが可能です。

あくまで期限ありの設定

しかしこの設定は通常、無期限に利用できるものではなく、今後のアップデートの中でいずれ廃止される設定であるため、いつか強制的に有効となり、元に戻せない状態になるものと思われます。

ただしこのような一部のユーザーに適用されている状態でのフィードバックに基づき改善が行われたり、不具合修正等が行われるものであるため、今回のこの設定で無効化を行う際は、強制的に有効化された際により改善されているのを待つような形となります。

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