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先月2024年5月末頃より、macOS向けChrome(バージョン125以降)を利用しているユーザーの一部で、印刷すると文字化けする問題の発生報告が増加しています。
この現象・問題について紹介します。
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印刷が文字化けする
先月2024年5月末頃以降、macOS版のChrome(バージョン125以降)にアップデートしたユーザーの一部で、印刷すると文字化けする問題が発生しています。
具体的には、印刷されるはずの文字が「四角形(□)」に置き換わって印刷されてしまう、という問題です。
なお、こうした現象のことは、「豆腐」「豆腐になる」などともよく呼ばれます。
発生する場合と発生しない場合がある
今回の現象は、Windowsでは発生せずmacOSにて発生し、古いバージョンでは発生せずバージョン125以降で発生する、という特徴以外にも、様々な「発生したり発生しなかったり」の要因のある現象となっています。
同じ印刷機能でも、PDFとして保存を選択して画面上では問題なく文字が表示されたり、ウェブサイトによって発生したりしなかったり、また、プリンターによっても発生する・しないがある模様です。
また、2024年6月17日時点の最新版である、バージョン126.0でも解消されていません。
不具合報告
そうした中で、Chromeブラウザの元となっているChromiumブラウザの不具合管理システム上にて次の不具合報告が掲載されています。今回の文字化けの問題は、こちらに該当するものと思われます。
なおこちらでは、具体的な問題が発生している組み合わせの中で、Canon製のプリンターが例としてあげられています。
対策について
根本的な解決としては、原因の特定や不具合の修正等を待った上で、修正版へのアップデートを行うことなどとなります。
しかしその一方で、Chromeブラウザの利用時に発生する、という特長があることから、問題が解消するまでSafariブラウザから印刷するなどの回避策の利用も検討してみてください。
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