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2024年8月現在、知らない送信元より、「ご利用」という件名で、本文に「こちらに返信いただいてもご連絡できませんので、ご了承ください。」とだけ書かれたメールが突然届くユーザーが増加しています。
何のために送られてきたのかが不明のこのメールについて、その詳細は分かっていません。
しかし、届くユーザーが非常に多く発生しており、かつ、特徴的な文面が記載されているこのメールのパターンについて紹介します。
目次
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「こちらに返信いただいてもご連絡できませんので、ご了承ください」メール
2024年8月5日現在、数日前より、次のような内容のメールが届くユーザーが増加しています。
- 件名:ご利用
- 本文:こちらに返信いただいてもご連絡できませんので、ご了承ください。
詳細不明のメール
このメールについて、特にURLが記載されているわけではなく、また、返信させようとしている文面でもなく(むしろ返信を拒絶している文面)、どのような狙いを持ってばらまかれているメールなのか、といったことは分かっていません。
狙いが不明のメールは少なくない
ただし、こうした迷惑メールにおいて、意図の分からない断片的なメールが届く、というケースがないわけではありません。
「迷惑メールの一部にも見える」仮説
そんな中、この「こちらに返信いただいてもご連絡できませんので、ご了承ください。」という文章は、有名企業を騙る迷惑メールの一部として使用されることがあります。
例えば、利用料金の支払いに問題があったのでこちらのURLから確認してください、というような文面の末尾に企業名が書かれており、その手前などに、自動送信メールに記載されている定番のメッセージとして、こうした文章が書かれている場合があります。
また、件名の「ご利用」についても、「ご利用料金未払いのお知らせ」のような偽メールの冒頭のみが記載されているようにも見えます。
どのような要因かは分かりませんが、既存の迷惑メールの大部分が抜け落ちてしまい、一部だけが残されたメールの件名・文章のようにも見えます。
迷惑メールの配信ミスによるものか、もしくは、既存の迷惑メールから一部を抜き出して送信し、気になったユーザーからの返信を狙ったものの、抜き出された場所が悪かった、といったことも考えようと思えば考えることができます。
「気になっている人が多い」こと自体が狙いの可能性も
しかし、この件名・本文だけではどうした意図のものなのか、どのような経緯で生まれた文章なのか、の判断は難しいように思われます。
いずれにしても、これだけ「気になる」文章であること自体が、返信を誘発する、といった狙いがあるのかもしれません。
参考
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