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本日2024年8月5日現在、「【東京電力からのお知らせ】」で始まる、電気使用料金の支払いがまだ完了していない、との連絡メッセージが突然届くユーザーが急増しています。
「本当に東京電力からこんなSMSが届くことなんてあるの?」などの疑問を感じたユーザー向けに、このメッセージに関する注意情報を紹介します。
目次
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「東京電力からのお知らせ」メッセージ
本日2024年8月5日現在、「【東京電力からのお知らせ】」の1行から始まる次のような文面のメッセージが突然届くユーザーが急増しています。
【東京電力からのお知らせ】
いつも東京電力のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
本メッセージは、お客様のご利用アカウントに関する重要なお知らせです。
お客様の電気使用料金のお支払いがまだ完了していないことが確認いたしました。
安定した電力供給を継続するためにも、期限内のお支払いをお願い申し上げます。
以下のリンクからお支払いページにアクセスし、お手続きを完了させてください:
https://qrco.de/~
お支払期限は[2024-8-6] までです。
期限を過ぎると地点料金が発生する可能性がございますので、ご注意ください。
...
RCSチャット
このメッセージは、「SMS」と同じアプリに届くことで「SMSが届いた」のように認識されているケースが少なくないようですが、実際には「RCS」と呼ばれる種類のメッセージで届き、「RCSチャット」や「RCSメッセージ」のように受信画面内に表示されるのが特徴です。
送信元の電話番号
メッセージの送信元として表示される電話番号は、「+91(インド)」などで始まる海外の電話番号となっているパターンが多くなっています。
リンク先URL
また、リンク先は「qrco.de」というドメインの「https://qrco.de/」で始まるURLとなっている場合が多いものの、このURLは短縮URL・QRコード生成サービス「QR Code Generator」で作成されるURLであり、そこからの転送先がどうなっているか、一見しては分かりません。
リンク先ページ(偽ページ注意)
実際の転送先ページには、「TEPCO 東京電力ホールディングス」と表示され、「番号を入力して請求書を確認してください」というメッセージや、「請求書をチェックする」というボタンが表示されます。
しかしこのサイトはURLが通常のものではない、偽ページとなっています。
つまり、入力した個人情報や、支払い情報(クレジットカード情報)などが悪用されてしまう恐れがあります。
偽メッセージ
そして、元のメッセージも偽物のメッセージであり、東京電力から配信されているものではありません。
こうした偽メッセージについては、東京電力からも注意喚起が行われています(注意喚起ページはSMSに関するものです)。
対策・注意点
今回紹介しているメッセージは偽メッセージであり、添付URLも偽サイトへ繋がるものであるため、届いても内容を信じてしまわずに、そして、添付URLを開いてしまわないように注意してください。
そして、添付URLを開いてしまったとしても、個人情報や支払い情報等を入力してしまわないように注意してください。
類似メッセージが多数発生中
こうした類似メッセージはここ最近非常に多くなっています。
以下のページで紹介している別の具体的な偽メッセージの例もあわせて参考にしてみてください。
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