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AIがX(旧Twitter)アカウントの性格分析をしてくれる「Twitter Personality」の「Roast」欄が話題となっています。
そんな中、有料で使用する際の利用料金が「2.99ドル」であったり「6.99ドル」であるなど、「値上げされたの?」「人によって違う?」など、その料金の違いが気になるユーザーが増えています。
この金額の違いに関する情報を紹介します。
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話題になるにつれて値段が上昇?
日本時間2024年8月10日頃より、日本で「Twitter Personality」の「Roast」欄が話題となり、Roastを試そうとするユーザーが急増していました(利用方法)。
そうした利用するユーザーが増加するにつれて、「自分が試したときは1ドルだったのに、今は2.99ドルになっている」「6.99ドルまで上がってる」など、価格の上昇を指摘するユーザーが増加していました。
人によって値段が違う?
また一方で、人によって値段が異なり、6.99ドルで買っている人がいるけれど自分には2.99ドルと表示される、のように、単純に上昇するだけでもなく、人によって値段が異なるような状態も指摘されています。
「ダイナミックプライシング」と思われる動き
こうした、人気が高まるにつれて値段が上昇していく動きは、需要の増減に合わせて金額が上下に変化する、「ダイナミックプライシング」と呼ばれる価格設定の方法のように見えます。
例えば、ホテルや飛行機の金額が、長期休暇のシーズンになると高くなる、というのと似ています。たくさんの人が利用したい、需要が高いときに、値段も高くする、という価格設定です。
実際に価格を変動させている
Roast(Twitter Personality)の価格設定について、開発者のXアカウントより、価格はダイナミックにしており複数ある、ということが質問に対する回答として説明されています。
we play with the price a lot. It's dynamic.
— Kyzo (@ky__zo) August 10, 2024
when the virality drops, we rollout more lower prices. When there's more traffic, the price goes up.
The prices are only for the most wealthy countries. All the other countries are set to $1.
Currently, this is the split on the… pic.twitter.com/v3JV3iJIWX
ここでは、クチコミが落ちてきたとき、低い価格の提供を増やし、逆にアクセスが増加した際には価格を上げることが説明されています。
また、国・地域により異なる価格を設定していることも言及しています。
そして、現在多数の価格設定が、最安で1ドル、最高で9.99ドルまであることが説明されています(2024年8月11日時点の投稿である点に注意)。
こうしたダイナミックプライシングの仕組みが、課金の金額が人によって異なったり、変動する原因となっている模様です(価格を確認したタイミングによって、価格が異なる状態)。
「人気が高まるにつれて値上げされた」という印象は、この仕組みにより説明がつきます。
こうした仕組みで価格設定されているため、ある意味で「本当の金額」という単一の金額は存在せず、どれも本当の金額、と言えるかと思います。
今後も価格が変動する可能性
なお、日本では8月10日を中心に大きな話題となり、11日にかけて話題は減少しつつあるようです。
一方で、今後再び大きな話題となるタイミング(テレビでの紹介や、有名人の利用など)が発生することも考えられます。
こうした人気の変動により、今後も価格が変動して行くものと思われます(価格設定の仕組みが変更された場合は、また異なることとなるかもしれません)。
参考
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