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2024年8月10日頃より日本で急激に「Roast」(twitter.wordware.ai)を利用するユーザーが増加しています。
そうした中で、「鍵垢の自分もできる?」や「鍵垢でもできたらしいのはどうして?」など、鍵垢(非公開アカウント)に関する疑問を持つユーザーも発生しているようです。
こうした「鍵垢」に関する情報を紹介します。
※2024年8月11日現在。
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鍵垢に対しても分析結果を表示可能
Roast(正確には「Twitter Personality(twitter.wordware.ai)」)は、Xアカウントを指定して実行し、分析結果を表示することができます(利用方法)。
そこで分析対象として鍵垢を指定しても、「鍵垢なので分析できません」のようなエラー等は表示されず、公開アカウントと同じように、結果が表示されます。
鍵垢であっても多数の「公開情報」が存在
しかし、RoastにはXアカウント連携のような機能もなく、また、X運営が開発しているサービスではなく外部開発者が開発しているサービスで、あくまで外側からXの情報にアクセスしているサービスであるため、鍵垢のポスト(ツイート)を読み込む手段が通常ありません。
一方で、Xでは、鍵垢であったとしても、プロフィールページに掲載されるような、自己紹介(bio)やフォロー数/フォロワー数/ポスト数/アカウント作成日などの情報を取得することが可能です。
つまり、それらの公開情報をもとにするのであれば、様々な分析結果を生成・表示することが可能です。
ポスト内容以外も分析対象
実際Roastの分析では、ツイート内容だけを使用するのではなく、Xアカウントの様々な公開情報(アカウント情報)が使用されています。
したがって、分析対象が鍵垢の場合であっても、分析結果を作成する際には公開されている自己紹介やフォロー数/フォロワー数/ポスト数などの各種情報を通常どおりAIに読み込まれることで、ポストの内容情報は欠けているものの、それらを元にして分析結果を表示することが可能であるといえます。
そのため、鍵垢のRoastが表示されていたとしても、それはその鍵垢のポスト内容を読み込んだ(見た)、ということを意味しないことに注意が必要です。
しかしその一方で、アカウント名や自己紹介などの公開情報が読み込まれてそこから生成された内容で、ポスト内容が使用されていない分析結果だったとしても、「ポストに書いたことと一致している」のように感じ、そこから「見られている」のように感じたてしまうことは考えられます。
また、鍵垢のポスト内容を見ることができないユーザーの場合には、鍵垢のポスト内に分析結果から想像したポストが存在することを想像して「見ることができている」と感じてしまう可能性がある点に、注意が必要です。
こうしたことから今後、鍵垢での結果表示をやめたり、表示を変更するようなアップデート等が行われることも考えられそうです(※昨日にも新機能追加が行われたほどアップデートが活発なので、様々な仕様変更・動作変更が直近で行われることが考えられます)。
鍵垢の設定を最近変更した場合
なお、つい最近鍵垢にした場合で、鍵垢に変更する前にAI分析が実行されていた場合には、鍵垢にする前の分析結果が表示に残っていることにより、実質「鍵垢なのにポスト内容をもとにしている(ポスト内容を読み込んでいる)」というように見える状態が発生しうる点に注意してください。
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