【iOS18】「コントロールセンターでBluetoothオフしにくくなった、AirDropボタンが邪魔・不要、元に戻したい」問題について

もともとiOS17では、電波の正方形のエリアは、「機内モード」「モバイルデータ通信」「Wi-Fi」「Bluetooth」の４つのボタンが配置されており、長押しするとその４つに加えて「AirDrop」「インターネット共有」の系６ボタンを使用できる、というものでした。

しかし今回のiOS18アップデートにて、正方形のエリアに配置される４つのボタンが、左にある「機内モード」と「Wi-Fi」の２つは変わらないものの、右上がモバイルデータ通信から「AirDrop」に変化し、右下は、「モバイルデータ通信」「Bluetooth」「インターネット共有」「VPN」の４つの状態が小さく表示され、そこをタップすると詳細が開くのみで、直接変更することはできない、という状態に変化しています。

この新しいデザインのボタンたちを、丸ごとiOS17と同じ状態に戻すことはできません。

また、この正方形のネットワークボタンの塊から、使わないAirDropを消したり、Bluetoothと入れ替えるような変更を行うこともできません。

とはいえ、何もできないわけではなく、iOS18でコントロールセンターのカスタマイズ性が向上した結果、いくらかの改善策をとることはできません。

まず一つ目は、正方形のネットワークボタン集を、縦長に変更する方法です。

コントロールセンターで何も無いところを長押ししてカスタマイズ状態に入った後、正方形の右下の縁が太くなっている部分を、画面の右したまで下に引っ張ります。

すると、２x２の正方形だったコントロールが、全画面になります。

こうしておくと、「機内モード」「AirDrop」「Wi-Fi」「モバイ折るデータ通信」「Bluetooth」「インターネット共有」「VPN」の６つのボタンが展開された状態となるため、コントロールセンターを開いてすぐにBluetoothの有効無効を切り替えることが可能となります。

ただしこの方法は、他のコントロールを押しのけてしまうため、これら以外のボタンを使う際には手間になってしまい、音量調節や明るさ調節、音楽の再生一時停止操作などの手間が増えてしまうなどのデメリットも大きい方法です。

※元に戻すには、もう一度大きさを２x２に縮小した上で、コントロールを長押しして移動できる状態にした後、別の指で上にスワイプしてページを切り替えて、もとあった位置にドラッグして戻します。

もう一つの別の対策としては、Bluetoothボタンを別途配置する、という方法があります。

コントロールセンターを開いて何も無いところを長押しして編集状態に入った後、画面下に表示される「コントロールを追加」をタップして、「Bluetooth」で検索して「Bluetooth」コントロールを見つけて選択し、コントロールセンターに追加します。

すると、２タップ必要だったBluetoothのオン・オフが、１タップでできるようになります。

ただし、AirDropを消せるわけではなく、スペースを余計に取るようになってしまうのが難点です。

とはいえ、全画面ほどは場所を取らずに利用できるため、他のボタンと場所を交換する形で配置することで、Bluetoothを頻繁にオンオフする場合には、現状より便利にしようできるかと思います。