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【iPhone】AppStoreの「iOS16.0以降が必要です」の意味と対策について

App Store (83) iOS 16 (54) iPhone (1729)

iPhoneアプリをAppStoreからアップデートしようとした際に、「iOS16.0以降が必要です。」と画面上部に表示され、アプリをアップデートできない場合があります。

このメッセージが表示されアップデートできなくなってしまった場合に、これがどういう意味なのか、どういった対策がとれるのか、などについて紹介します。

「iOS16.0以降が必要です」でアップデートできない

App Storeからアプリのアップデートを行おうとした際に、「開く」ボタンが表示されてしまい「アップデート」ボタンが表示されず、アプリをアップデートできずに困ってしまう場合があります

具体例としては、本日2024年11月5日現在、iPhone 7ユーザーの間でこのメッセージが表示されるケースが増加しています(詳細)。

意味

このメッセージは、そのアプリをダウンロードするには、iOS16以降までiPhone本体をアップデートしなければならない、ということを意味しています。

App Storeでは、アプリをダウンロードしたりアップデートしたりするのに必要なiOSのバージョンが各アプリごとに設定されており、iOSのバージョンがその条件を満たさない場合には、ダウンロードやアップデートができないようになっています。

そして「iOS16.0以降が必要です」と表示されるアプリは、アップデートできる条件として「iOS16.0以上であること」が定められており、利用しているiPhoneがiOS15やiOS14、iOS13など、iOS16未満の場合に、こうしたメッセージが表示されてしまいます。

基本的な対策

そのため、基本的な対策は、iPhone本体のソフトウェアアップデート操作を行い、iOSのバージョンを16以上にすることとなります。

ソフトウェアアップデートの操作は、iPhoneの「設定」アプリから行うことができ、「設定」アプリ内の「一般」>「ソフトウェアアップデート」から実施します。

現在、最新のiOSはiOS17であるため、最新にアップデートできればiOS16以上(iOS17)となり、「iOS16.0以降が必要です」は表示されなくなり、アプリをアップデートすることが可能となります。

しかし、この基本的な対策ではアップデートできるようにならない場合があります。

iOS16が利用できないiPhoneでは対策が使えない

それは具体的にどういうケースかというと、「ソフトウェアアップデートでiOS16にできない」というケースです。

利用しているiPhoneが古い機種の場合に、その機種がiOS16以降に対応しておらず、そういった状態になってしまう場合があります

例えば、2016年(8年前)に発売された「iPhone 7」は、どれだけソフトウェアアップデートを行ってもiOS15までしかアップデートできない機種であるため、ソフトウェアアップデートでアップデートを行っても「iOS 15.8.3」までとなり、iOS16にアップデートしたくとも、iOS 15.8.3が最新であると言われてしまいます。

すると、「iOS16.0以降が必要です」の表示は消えず、アプリをアップデートすることができません。

こうした場合には、同じ機種を使い続ける代わりにそのアプリの利用を諦めるか、似た別のアプリを使用する、などの他に、そもそもiPhoneを機種変更する・買い換える、といった手段を検討することとなります。

その際、iOS16以降に対応している端末であるかどうかを確認するようにしてみてください。

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