LINEの仕組み from did2memo.net

LINEの仕組みや使い方などについて詳しく解説します

「iPhone7でLINEが使えなくなった」「アップデートできない」の急増と原因について(「iOS 16.0以降が必要です」/2024年11月5日バージョン12.18.0未満サポート終了)

LINE (1625) LINE-iPhone (447) iPhone 7 (91)

本日2024年11月5日現在、iPhoneユーザーの間で「LINE 12.18.0未満のバージョンのサポートが終了しました」と表示され、「LINEをアップデートしていなくて使えなくなった」「LINEが使えなくなった」などの声が急増しています。

特に、「iPhone7でLINEが使えなくなった」の声が急増しています。

この現象の発生背景や、なぜアップデートできない、利用できない、となってしまっているのか、等について紹介します。

LINEバージョン12.18.0未満のサポート終了

本日2024年11月5日をもって、古いLINEアプリのサポートが終了し、利用できなくなりました。

「古い」というのは、バージョン12.18.0未満のことを指し、該当するLINEアプリ上には、次のダイアログが表示されるようになっています。

アップデート

LINE 12.18.0 未満のバージョンのサポートが終了しました。引き続きLINEを利用するためには最新バージョンにアップデートしてください。

[アップデート]

アップデートできればよいものの・・・

ここで「アップデート」ボタンをタップして、App StoreからLINEを最新版にアップデートできれば引き続きLINEを利用することができます。

しかし現在、iPhone版LINEを利用していたiPhoneユーザーの間で、「アップデートできない」と困ってしまうユーザーが増加しています。

「iOS 16.0以降が必要です」表示

「アップデートできない」というのが具体的にはどういう状況かというと、App Storeを開いても、画面上部に次のように表示されてしまいます。

iOS 16.0以降が必要です。

そして、利用中のiPhone端末がiOS 16.0以降に対応していないため、iOS16.0以降に本体をアップデートすることもできず、それに伴って、LINEアプリのアップデートもできない、という状態です。

iOS16非対応の端末が影響

そのため現在、iOS16にアップデートできない、iOS15まででサポートが切れてしまったiPhoneにおいて、この「LINEが使えなくなってしまった」の声が増えています。

iPhone 7などが該当

具体的には、iPhone 7を中心に、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE 第1世代がこの「iOS16.0にアップデートできない(iOS15までしかアップデートできない)」端末に該当します。

また、iPod touch 第7世代も、iOSバージョンで見ると該当し、「iPod touch でLINEが使えなくなった」との声が増加しています。

公式ヘルプでの記述

公式ヘルプでは、今回のサポート終了が「お知らせ」内で告知されています:

2024年11月5日をもって、スマートフォン版LINEアプリ バージョン12.18.0未満のサポートを終了しました。

LINEアプリ バージョン12.18.0未満ではLINEを利用できません。
ご利用のiOS/Androidのバージョンをご確認ください。
引用元

そして、古いバージョンのiOSを利用しているユーザー向けには、次の通り説明が行われています:

[iOSバージョン 13.7.0/Androidバージョン 6.0.1以下]
LINEアプリ バージョン12.18.0以上にアップデートできないため、LINEアプリを利用できません。
※iOSバージョン 14.0/Androidバージョン 7.0.0以上にアップデートすると、利用可能になります
引用元

ポイントは「※iOSバージョン 14.0/Androidバージョン 7.0.0以上にアップデートすると、利用可能になります」という記述で、つまり、iOS16までアップデートせずとも、iOS14.0までアップデートすれば利用できる、と説明されています。

iPhone 7はiOS16にこそアップデートできないものの、iOS14より新しい、iOS15(15.8.3)まではアップデート可能であるため、iOS15にさえアップデートしていれば、利用可能になる、と考えられます。

iOS14向けのLINEアプリは引き続き動作

これは、LINEヘルプの別ページ「LINEの利用環境」にある、(「推奨環境」ではなく)「動作環境」内にある次の記述から、その意味合いが分かります。

iOS 15.0 ~ 15.8.2:LINEバージョン14.6.3まで利用可能
iOS 14.0 ~ 14.8.1:LINEバージョン13.5.1まで利用可能
※iOS 13.7以下の場合、利用できません。
引用元

iOS 14であれば、LINEバージョン13.5.1まで利用可能であり、今回サポートが切れた12.18.0未満よりも新しいバージョンが利用できる、というわけです。iOS15であれば、さらに新しいバージョンも利用できます。

このことを指して書かれているものと考えられます。

今からiOS14にしてもダウンロードできない

しかし、この「動作環境」はあくまで、「iOS14を利用していて、LINEバージョン13.5.1などをインストールしている場合に動作する」という話であって、今からiOS14にアップデートしたとしても、そのバージョン13.5.1等がApp Storeから現在もダウンロード可能かどうかは別の話となっている模様です。

つまり、現状、iOS16までアップデートしていないとアップデートができない(iOS14をインストールしていたとしても、LINEバージョン13.5.1にアップデートさせてもらえない)、という状態に、App Storeで制限されているようです。

対策について

そのため、「※iOSバージョン 14.0/Androidバージョン 7.0.0以上にアップデートすると、利用可能になります」という記述に従って、iOS14.0にさえアップデートすれば今後利用可能になるはず、と考えて、アップデートできる状態になるのをしばらく待つ、という方法も対処法としては考えられます。

しかし、そうした古いバージョンの提供(提供再開)が行われるかどうかは(また、それがいろいろな面で可能なのかどうかは)不明の状態です。

そのため、今後の案内や、ヘルプページの更新を定期的に確認し、何らかの追加情報が発表されないかを確認するようにしてみてください。

また、iPhone7自体は2016年発売の8年前の端末であり、LINEアプリ以外にも同様のサポート終了が発生することが考えられるため、この機会により新しいiPhone端末への機種変更、新しいiPhone端末の購入を行うことも検討してみてください。

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