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本日2024年11月20日現在、ChromeやEdgeなどでX(旧Twitter)の投稿欄に入力した文章を文字列選択しようとしても選択できない、と困ってしまう現象の発生が増加しています。
よく挙動を観察すると、文字列が選択できていないわけではなく、選択した文字列が強調表示されず、どこを選択しているのかが見えないという状態です。
この問題について紹介します。
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文字を選択できない(選択箇所が表示されない)
通常、ChromeやEdgeなどのブラウザで文字を選択すると、文字の背景に色が付くなどして、「ここを選択中です」ということが見て分かりやすく表示されますが、現在X(旧Twitter)の投稿文の入力欄でその表示がなくなってしまい、どこを選択しているのかが見えない問題が発生してしまっています。
選択操作をしても選択範囲が表示されないため、選択できないように見えてしまう、というのも特徴です。
ブラウザの最新版であるバージョン131にて発生しています。
Chromiumの不具合の影響か
こうした問題と関連する情報を、ChromeやEdgeブラウザの元となっているChromiumブラウザの不具合管理システム上で見つけることができました。
それが、次の登録です。
不具合管理システムに登録されたとしても、不具合ではない、と判断される場合もありますが、この登録は、種別が「Bug(不具合)」とされた上で、現在修正が進められている状態(「In Progress (Accepted)」)となっています。
そしてここで紹介されているのが、文字を選択してもハイライトされない(文字も見えない)という、選択範囲の表示がおかしい、という現象です。
Try to select text (headings or body text) and it will be transparent. (Looks like there is no selection.)
(引用元)
そして症状が検証されていく中で、X(旧Twitter)でも現象を再現することができた、とされています。
I am able to repro on Twitter/X - this occurs in the text entry to create a tweet.
(引用元)
投稿の編集欄で発生していることが指摘されており、今回の症状のことを指しているものと思われます。
こうしたことから、今回の現象は、ここで指摘されている不具合の影響ではないかと考えられます。
対策について
修正は進んでおり、近々リリースされ修正版アップデートを行うことで改善されるものと思われます。
しかしそれまでこの症状は続くことが予想されるため(X側で先回り強調表示を変更するなどが行われればアップデートより先に問題が解消される可能性はあります)、修正アップデートが配信されるまでは、ChromiumベースのChromeやEdgeブラウザではない、Firefoxなどの別ブラウザを利用してTwitterを使用することも検討してみてください。
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