情報科学屋さんを目指す人のメモ

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モバイルSuicaのデータをiPhone Apple Payに移行する手順についての調査メモ(2016年10月25日)

Apple Pay (16) iPhone (750) iPhone 7 (63) iPhone 7 Plus (44) Suica (13) モバイルSuica (11)

iPhoneでSuicaが使えないから、モバイルSuicaだけAndroidを使い続けている、なんて人もそれなりにいるんじゃないかと思います。自分がそれです。

さて、iPhone 7 を入手して、明日(もう今日)からApple Payがスタートする関係で、モバイルSuicaのデータをiPhone 7に移行したいと思ったので、事前に移行方法の概略や、そもそもモバイルSuicaのデータをApple Payに移行できるのかを調べてみました。

そのときの調査メモを残しておきます。

とりあえずひとつ言うとすれば、JR東日本の説明文が、いくらなんでも難解すぎで、混乱不可避な雰囲気でした。

※関連記事:結局この記事中で調べて到達した移行方法で正解でした。より詳しくは「モバイルSuicaをiPhoneのApple Payに引っ越しする方法(答え合わせ編)」へ

※関連記事:ApplePayリリース初日、モバイルSuicaに大規模障害が発生しています

モバイルSuicaアプリ内の説明

AndroidのモバイルSuicaアプリ内には、次の通り「iPhone端末へ機種変更をご検討のお客さまへ重要なお知らせ」が掲示されていました。

iphone-apple-pay-from-android-mobile-suica-memo-2016-10-25

現在、iPhone端末向けのSuicaサービスは開始しておりません。Apple Payのサービス開始までの間にモバイルSuicaの機種変更手続きを行いますと、その間モバイルSuicaがご利用できませんのでご注意ください。
なお、Apple Payのサービスが開始しましたら、新端末で他のサービスをご利用になる前に機種変更のデータを受領し、機種変更完了後に他のサービスをご利用いただきますようお願いいたします。iPhone内にSuica情報があることで機種変更データの受取ができなくなります。
また、新サービスでは銀行チャージ、キャリア決済、EX-IC、ネット決済など一部ご利用いただけないサービスもございます。
具体的な開始日時も含め、詳しくは準備でき次第、JR東日本ホームページにて発表・ご案内いたします。

これが極めて難解です。

付録:説明文に対する突っ込み

まず最初に言ってしまいたいのですが、「Apple Payがサービスが開始しましたら」以降が難しいのですが、中途半端に説明するくらいであれば、説明しなければ良いのに、と思います。

リリース前に知っておくべき注意点は、冒頭の段落だけで良かったはずです。なぜ中途半端な注意点を書いてしまうのか。

内容に踏み込むと、「新端末で他のサービスをご利用になる前に」の「他のサービスって何?」だったり、「機種変更のデータを受領し」の「機種変更のデータって、まさかここではモバイルSuicaの機種変更時の以降データのこと?」という疑問、その次の「機種変更完了後」も「通常、機種変更完了後と言ったら、お店で機種変更手続きを済ませることを言うけれど、ここではSuicaの機種変更作業のこと?そもそも機種変更作業についての説明が全然無いけど?」という突っ込み、そして最後の「iPhone内にSuica情報があることで機種変更データの受取ができなくなります」という背景説明的文章での「あ、そういう意味でやっぱり書いてたの?」感などなど、いろいろ思うところがあります。

ここから読み取れる、モバイルSuicaのデータをiPhone 7に移す方法

とりあえず、現時点で移行方法として考えられるのは、(1)Androidの機種変時のような、機種変前の準備を旧端末で実施して機種変準備状態にしてから、新端末側(今回はiPhone 7)でログインする、という通常の機種変手順、もしくは、(2)カード型Suicaの情報を読み取るのと同様に、AndroidにiPhoneをかざしてSuicaのデータをiPhone 7に取り込む、の2つの方法です。

そうやって考えると、先ほどの文章をすんなり読むことができるのは、(1)です。

というのも、前半に「Apple Payのサービス開始までの間にモバイルSuicaの機種変更手続きを行いますと、その間モバイルSuicaがご利用できませんのでご注意ください」とあり、これはつまり、「モバイルSuicaの機種変更手続きを行う」という手順事態は間違っておらず、Apple Payサービスが開始してしまえば、それが正しい手順である、と解釈できるからです。

そして、機種変更手続きを行ってしまうともうAndroid内に有効なSuicaの情報は無くなってしまうので、この方針で以降手順を始めるとすれば、Android端末にiPhoneをかざしてデータをコピー(移動)するという方法は使わず移行する、という解釈で良さそうです。

したがって以上から、先ほどの注意書きから読み取れるのは、Android端末間の機種変時同様、機種変更手続きをAndroidのモバイルSuicaアプリで実施してから、iPhoneのApplePay側で、ログイン操作を行う、という手順です。

機種変更手続きの方法

というわけで、Android側の操作はこうなります。

モバイルSuicaのアプリを起動して、まず「会員メニュー」をタップします。

iphone-apple-pay-from-android-mobile-suica-memo-2016-10-25-open-menu

そして、現在お知らせが表示されるので、もう一度「会員メニュー」をタップします。

iphone-apple-pay-from-android-mobile-suica-memo-2016-10-25-open-menu-2

そしてメニューから機種変更画面に進み、「機種変更確認」画面の「機種変更する」をタップします。

iphone-apple-pay-from-android-mobile-suica-memo-2016-10-25-open-menu-2

これで、機種変更準備完了です。

iphone-apple-pay-from-android-mobile-suica-memo-2016-10-25-do-kishuhen-jyunbi-ing

「データ処理中(携帯情報端末の機種変更処理中です)」を抜けると、次の画面になります。

iphone-apple-pay-from-android-mobile-suica-memo-2016-10-25-kishuhen-jyunbi-done

携帯情報端末の機種変更を受付ました。
この携帯情報端末でモバイルSuicaの機能はご利用いただけなくなりました。新しい携帯情報端末をセットアップしログイン後、手続きを実行してください。

ここまでやった上で、もうすぐリリースされるiOS 10.1 へのアップデート済みiPhone 7側のApplePay側で、モバイルSuica会員のIDとSuicaパスワードでのモバイルSuicaログインか、My JR-EAST会員のパスワードを使ってログインすることになると思われます。

ひとこと:説明書きが難しい

先ほど説明した部分以外にも、表記の解釈がかなり難しく、苦労しました(苦労したというか、解決できていない)。

失敗する人が増えそうです。

その前に、このようなログイン方式だと、機種変更用サーバーが落ちたりメンテナンスになってしまうんじゃないか、ということが心配です(きっと大丈夫なんだろうけど)。

コメント(1)

  1. 通りすがり
    2016年10月25日(火) 09:39

    ApplePay側で、モバイルSuica会員のIDとSuicaパスワードでのモバイルSuicaログインか、My JR-EAST会員のパスワードを使ってログイン

    そんなことできませんよ。
    Suicaのカードが必要なので、実質的に無理なのでは?
    試したけど、できませんでした。

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