iPhone 6 Plusに、前のiPhoneからデータを移しました。そのときに行った初期設定内容を紹介します。初めてiPhoneを使う人は、もっと項目が多いはずで、前のiPhoneからデータを引き継ぐと、比較的少ない設定項目になります（設定が引き継がれるので不要）。

バックアップと復元手順

「こんにちは」画面

バックアップから復元すると、「こんにちは」と表示されるはずです。

「右にスライド」します。

既に引き継ぎに酔って、iCloud用のアカウントのメールアドレスは設定済みです。なので、ここでは「パスワード」のみを設定します。

入力して「次へ」をタップします。

iMessageと関連付ける電話番号やメールアドレスのON/OFFを選択できます。ただし、端末の電話番号（送信用に確保されている電話番号）はオフにできませんし、iMessage自体をこの画面でオフにすることはできないので、よくわからなければそのまま「次へ」をタップすればOKです。

次が、Touch IDの設定、つまり指紋の登録です。指紋の設定は引き継がれないようなので、ここで再登録する必要があります。

ホームボタンに指を押し付けると、手順が進むので、そのまま説明に従って指紋を登録してください。ここでは、１本しか登録できませんが、あとから追加登録できます。

続いて、パスコード（画面ロックで入力する４桁の数字）を設定します。

次は、iCloudキーチェーンを取り込むにあたって、もう一段階レベルの高い認証が入ります。

iCloudキーチェーン
このiPhoneにiCloudキーチェーンを設定するには、iCloudキーチェーンをシヨウシテイルホカノデバイスから承認するか、iCloudセキュリティコードを使用してください。

ほかのデバイスから承認

iCloudセキュリティコードを使用

パスワードを復元しない

iCloudキーチェーンは、iCloudに保存されたパスワードであり、とても重要な情報です。なので、本当にあなたがiCloudのアカウントの持ち主なのかどうかを、しっかり確認しようとしてきます。

今回は「iCloudセキュリティコードを使用」を選択し、４ケタのiCloudセキュリティコードを入力しました。

さらにこの後、iCloudに設定していた電話番号宛に、確認コード（数字６ケタ）が配信されます。それを確認し、入力してください。

SMSは、次の形式で届きます（+44 7786205094から）。

Your iCloud Keychain verification code is: 123456

いよいよ最後の設定で、この設定が唯一、iPhone 6 Plusらしい設定でした。

「表示サイズを選択」をタップして、「標準」か「拡大」のどちらかを選択します。

これが完了すると、iPhoneのホーム画面が表示されて、初期設定が終わりました。

公開日：2014年9月20日