情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

iPhone:データ引き継ぎ時に一部のアプリが復元されない原因と対策

iPhone (1653) iPhone 6 Plus (23) iPhone 6s (54) iPhone 6s Plus (50) iTunes (46)

iTunesを使ってデータを引き継ぐ際に、一部のアプリが復元されない(バックアップされていない)場合の原因と対策を紹介します。

一部アプリが復元されない

iTunesから、iPhoneのデータを復元した場合に、復元されるアプリと、復元されないアプリが発生する場合があります。

アプリが破損している、とかではなくて、そもそも新しいiPhoneに、アプリが出てきません。

iPhone 6s / 6s Plus に復元している人も、この症状になっている人が居るのでは無いかと思います。

Apple ID を変更したことがないか確認

このケースでよくあるのが、Apple IDを変更したことがある場合です。

親の Apple ID を使っていて、途中から自分のApple IDに切り替えた、などです。

バックアップされるのは認証されたApple IDでダウンロードしたアプリのみ

iTunesにバックアップできるアプリは、iTunes上で認証したApple IDを使ってダウンロードしたアプリだけです。

つまり、iPhoneの利用途中でApple IDを変更した場合、変更前にダウンロードした古いアプリたちは、バックアップされない可能性があります。

そして、それらのアプリは、当然復元されず、復元時に「アプリが消えた」となるわけです。

追加で Apple ID を認証する

このケースで、本当にオススメしたいのは、その復元できなかったアプリを無視することですが、LINEのトーク履歴のようなどうしても引き継ぎたいものが有る場合は、追加のApple IDの認証で、アプリをバックアップし直す、という方法があります。

iTunesを起動して、「Store>このコンピュータを認証」で、その以前使っていたApple IDとパスワードを入力して、認証してください。

そして、機種変前のiPhoneを接続した状態で「ファイル>デバイス>購入した項目を"(iPhoneの名前)"から転送」を行い、アプリの同期を行ってください。

原因がダウンロード時のApple IDの問題だったのであれば、追加でアプリが同期されるはずです。

同期(転送)完了後、「App」に、復元に失敗していたアプリがバックアップ(iTunesに転送)されているか、一覧から探してみてください。

もし追加されていれば、この状態でもう一度復元作業をやり直すことで、復元されるはずです。

Apple ID を変更するなんてあるの?

それが、良くあるんですよね。。。Apple IDを変えたい場合は、一度初期化してしまうことをおすすめします。違うApple IDでダウンロードしたアプリが混在するiPhoneは、厄介です(LINEなら、スタンプが購入できなかったり)。

コメント(0)

新しいコメントを投稿