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iPhoneに「Apple ID サインインが要求されました/○○@icloud.com/ご利用の Apple ID が千代田区、東京都近辺でデバイスにサインインするために使用されています」のような、地図を含んだポップアップが突然表示されることがあります。
このメッセージが突然出てきたり、心当たりのない場所(大阪府・東京都・台湾・・・)が表示されたりして戸惑い、「許可しない」と「許可する」のどちらを押せば良いのか困ってしまう人が多いようなので、このポップアップが表示される原因や、どちらを選択すべきなのかなどについて、このページで紹介しておきます。
とある理由から、iOS 10.3 のアップデート公開以降、以前より多くなっています。
目次
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最新情報:突然のサインイン要求が急増中
本日2023年8月19日現在、突然「Apple ID サインインが要求されました ... ご利用のApple IDが○○でWindowsコンピュータにサインインするために使用されています」が表示されるユーザーが急増しています(※地域表示には中国の都市が表示される場合を中心に報告が増加しています)。
「Apple ID サインインが要求されました」ポップアップ
突然iPhone・iPad・iPod touchなどに表示されるのは、次のポップアップです。
Apple ID サインインが要求されました
○○@gmail.com
ご利用の Apple ID が大阪市中央区、大阪府近辺でデバイスにサインインするために使用されています。
(地図)
[許可しない] [許可する]
表示される原因
これが表示されるのは、Apple IDの「2ファクタ認証(2段階認証)」機能が「有効」になっている場合で、表示される直前にそのApple IDにパスワードログインしたときです。
最近、このポップアップが表示される人が増えているのは、iOS 10.3から、2ファクタ認証を「有効」にするように促す機能が追加され、実際に設定する人が増えた影響と思われます。
ただ、この表示自体悪いことではないので、せっかく有効にした2ファクタ認証は、解除しないようにすることをおすすめします。
心当たりがある場合
さて、このポップアップが表示された理由についてですが、ちょうどこれが表示される直前にApple IDにログインしたときは、通常それが原因です。
正常な表示なので、「許可する」をタップした上で、次に表示される「Apple ID確認コード」数字6桁を、ログイン操作を行っていた端末・ブラウザなどに入力して、2ファクタ認証を進めてください。
心当たりがない場合
一方、このポップアップが出てくる前のログイン操作に心当たりがない場合は、誰かが勝手にあなたのApple IDにログインした可能性があります。
このとき、「許可しない」をタップしたり、次に表示される「Apple ID確認コード」を盗み見られたりさえしなければ、その犯人は最終的なログインに失敗してくれるので、ここでは「許可しない」をタップして閉じるようにしてください。
また、このポップアップ画面が表示された時点でパスワードはバレてしまっているので、必ずパスワードを変更して、今後またログインを試みられてしまわないように、対策をしてください。
場所がおかしい、変、違う
心当たりがあった場合でも、「場所がおかしい」と感じることも多いかと思います。
どうも試してみる限り、この画面に表示される位置情報は、かなり当てになりません。
というのも、先ほどの「大阪市中央区」という表示も、実は都内からログインした際に表示されたものです。「千代田区、東京都近辺」と表示されるなど、さまざまです。
それほど正確に表示されるものではないので注意してください。
しかしそれも、あくまで「ログインした心当たりがある場合」のみです。
自分が全くログイン操作をしていないはずなのにもかかわらず表示された場合は、必ず「許可しない」をタップして、不正ログインを不正でください。
海外からのアクセスに注意
特に最近は海外、特に台湾から突然ログインされた、という人が増えています。注意してください。
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