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本日2017年7月5日12時前ごろ、突然スマートフォンに「緊急警報」「ETWS」が届くユーザーが急増しています。
特に「ETWS」の意味が分からず一体何のことなのか分からないユーザーが多いようなので、ETWSが何の略でどういう意味なのか紹介します。
目次
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最新情報(2018年1月19日発生)
追記:2017年10月22日
現在、台風21号の影響で配信されているエリアメールが「緊急警報 ETWS」として受信されるケースが増えています。
機種の対応状況などにより、「災害・避難情報」の内容が正しく表示されずに「ETWS」となってしまっているものと思われます。
「緊急警報 ETWS」が届くユーザーが急増中
現在、「緊急警報 ETWS」とだけ書かれた通知が突然表示されて、音が突然出るなどして困るユーザーが急増しています。主にAndroidスマートフォンをY!モバイル回線で使っているユーザーに届いてしまった模様です。
SIMフリーのタブレットに、ETWS緊急警報がいきなり来た ❓何だろ❓ pic.twitter.com/SQkj0FBErw
— ケンケン (@okakenken) 2017年7月5日
ETWSテストまた来た。ここたぶん東なんじゃないかと思うけど。 pic.twitter.com/mjW5InBJ7S
— ocha (@achpmix) 2017年7月5日
緊急警報ETWSとかいきなりなんだと思ったわ。先にテストメッセージと出してほしい pic.twitter.com/nKw7rh988h
— やっさん。 (@yassan_maru) 2017年7月5日
「ETWSテストメッセージ」や「試験配信」という表記の場合も有ります。
ETWSの意味
「ETWS」とは、「Earthquake Tsunami Warning System」の略で、これはつまり、よく知られている言葉で言えば、「緊急地震速報」のシステムのことなので、緊急地震速報が届いたと考えればOKです。
なので、今回「緊急地震速報」のテストメールが送信された、ということになります。
緊急地震速報の試験が予定されていた
今回のこのテストメールは、7月5日に実施が予定されている緊急地震速報の訓練の一環で送信されてしまい、その際、本文が「ETWS」としか受信できなかったものと思われます。
もともとETWSは、地域を指定して配信するものなので、訓練対象地域だったかどうかによって、全く来ない人もいます(同じキャリア回線であっても)。
また、ETWSの配信自体は、docomo回線・au回線・SoftBank回線・Y!モバイル回線(それぞれの回線を借りている格安SIM - MVNO含む)がそれぞれ実施する仕組みのため、キャリア(回線)によっても届くかどうかに違いが発生しておかしくないものです(本来本番であれば、違いが出ないことが正常)。
通知設定について
ETWSの受信は設定でOFFにできるため、設定がOFFになっていると届きません。設定を確認する方法はこちらを参考にしてください。
より詳しく:エリアメール・緊急速報メール全般の可能性
ETWSは、確かに緊急地震速報を配信するためのシステム(方式)の名前、という理解で良いのですが、同じシステムはエリアメール・緊急速報メール全般の配信に利用されるため、「津波情報」「災害・避難情報」「気象等に関する特別警報」の場合も有ります。また、「Jアラート(とよく呼ばれるもの。ミサイルの発射情報などの国民保護に関する情報)」の配信にも利用されるため、「ETWS」としか表示できないシステムの場合、これらがETWSと表示されるケースに注意する必要があります。
追記:楽天モバイルからのETWS試験メッセージの配信(2024年5月14日11時30分頃以降)
本日2024年5月14日午前11時30分前頃より、次の「ETWS試験メッセージ」の届くユーザーが急増しています。
ETWS 試験メッセージ
"【配信テスト(Test)】
緊急速報メールの配信試験です。
This is a Test of ETWS.
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
Apologizes for the inconvenience this has caused you.
楽天モバイル株式会社
Rakuten Mobile, Inc."""
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