【iPhone X】カメラで撮影する動画を最高画質に設定変更する方法（4K/60fps）

カメラの「ビデオ」モードで撮影する動画の画質の設定は、カメラアプリではなく、「設定」アプリから行います。

設定アプリの「カメラ」を開きます。

そして、「ビデオ撮影」を開きます。

すると、動画の画質を選択できる画面が表示されます。もともと「1080p HD/30 fps」が選択されているので、これを最高画質となる「4K/60fps」に変更します。

• 720p HD/30 fps
• 1080p HD/30 fps
• 1080p HD/60 fps
• 4K/24 fps
• 4K/30 fps
• 4K/60 fps

1分間のビデオのサイズは、およそ以下の通りです：
・40 MB (720p HD/30 fps、領域節約)
・60 MB (1080p HD/30 fps、デフォルト)
・90 MB (1080p HD/60 fps、よりスムーズ)
・135 MB (720p HD/30 fps、映画のスタイル)
・170 MB (720p HD/30 fps、高解像度)
・400 MB (720p HD/30 fps、高解像度、よりスムーズ)

画質の表記は「（画素数）/（１秒当たりのコマ数）」で表記されています。この意味を理解した上で、画質を選択してみてください。画素数側が上がれば高画質（高精細、高解像度）に、コマ数側が上がれば、より滑らか（スムーズ）な動画となります。

• 720p HD/30 fps　→　1280x720（1秒間に30フレーム）
• 1080p HD/30 fps　→　1920x1080（1秒間に30フレーム）
• 1080p HD/60 fps　→　1920x1080（1秒間に60フレーム）
• 4K/24 fps　→　3840x2160（1秒間に24フレーム）
• 4K/30 fps　→　3840x2160（1秒間に30フレーム）
• 4K/60 fps　→　3840x2160（1秒間に60フレーム）

カメラのビデオモードに切り替えると、現在選択されている動画の画質が右上に表示されます。

例えば「4K/60 fps」を選択している場合には「4K・60」と表示されます。

iOS11では、写真や動画の保存形式が変更されています（高効率フォーマット、HEIF/HEVC）。

「設定＞カメラ＞フォーマット」から、従来の方式（互換性優先フォーマット、JPEG/H.264）に戻すこともできるのですが、最高画質である4K/60 fpsを利用するためには、iOS11標準の高効率フォーマットが必要です。

「設定＞カメラ＞フォーマット」から、「高効率」を選択してください。

カメラ撮影 ・高効率
・互換性優先

ファイルサイズを減らすため、写真とビデオを高効率のHEIF/HEVCフォーマットで撮影・録画します。“互換性優先”は常にJPEG/H.264を使用しますが、4K/60 fpsおよび1080p/240fpsを使用するには“高効率”が必要です。

ただ、ここで「互換性優先」を選択していたとしても、画質選択選択時に、自動的に切り替えを強制されるので、「どうして？？」と戸惑ってしまわない程度に記憶しておけばOKです。

高効率ビデオ
4K 60 fpsのビデオは、macOS High Sierra (10.13) 以降でのみ再生できます。
[詳しい情報] [OK]

「macOSだけ」のように表示されますが、もちろん、撮影したiOS11のiPhoneでも再生することができます。

関連：Windowsから「HEIC（.heic）」形式の画像ファイルを手っ取り早く閲覧したりJPEG変換する方法