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現在LINEタイムラインにて、「自分の被害状況を友だちに知らせましょう」という特別な機能(企画)が表示されています。
この企画では、LINEのタイムラインに対して「#西日本豪雨災害」タグを付けて、自分の安否情報を投稿しよう、というもので、現在タイムラインに表示されている専用バナーをタップすると、その「#西日本豪雨災害」のタグがついた投稿(全体公開のもの)を大量に閲覧することができます。
それらを確認すると現在、多くのLINEユーザーの本名(フルネーム)および、詳細な位置情報(住所)を見つけることができる状態でした。
もしこのLINEタイムラインを経由して現在位置を誰かに知らせて救助を求める、という意味では位置情報が必要かも知れませんが、「無事です」という投稿に対して、位置情報を表示してしまうのは単に自宅の住所を公開するだけ、となりかねません。
公開範囲と位置情報の必要性について案内します。
目次
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「自分の被害状況を友だちに知らせましょう」というキャンペーン表示
住所が公開された投稿が多数発生中
このバナー表示の「投稿する」をタップするとタイムラインの投稿画面が表示されるのですが、それ以外の部分をタップすると、次のようにハッシュタグ「#西日本豪雨災害」が付いている投稿の一覧が表示されるようになっています:
すると見ての通り、「顔写真」「本名」に加えて、「位置情報(住所)」が大量に投稿されていることが分かります。
これらの多くは「無事です」や「災害地域にいません」といった定型文となっています。
LINE公式から投稿を促すメッセージ
というのもこのあたりどうやら、LINEの公式アカウントから、以下のような投稿を促すメッセージが一部のユーザーに対して送信された影響のようです:
西日本を中心に大雨被害が拡大しています。
自分の状況をタイムラインに投稿してみんなに知らせましょう。
[被害があります]
[無事です]
[災害地域にいません]
ここで例えば「無事です」ボタンをタップすると、はじめから「現在位置の情報」と「無事です。」という本文、および「#西日本豪雨災害」というハッシュタグが設定された投稿画面が表示され、あまり確認せずに投稿すると、先ほど紹介したような住所付きのメッセージが投稿されてしまう、といった仕組みようです。
公開範囲と位置情報に注意
投稿する際には、「公開範囲が全体公開になっていないか」および「位置情報を気が付かないうちに含めてしまっていないか」の2点に十分注意してください。
特に位置情報については、「本当に投稿する必要がある状況かどうか」をよく考えてから投稿するようにしてください。
また、一度投稿してしまったタイムラインへの投稿は、削除することも可能です。投稿済みのタイムライン投稿は、自分のプロフィールの「ホーム」から再確認することができます。
公開範囲や位置情報の有無を再確認した後、公開を続けるか、削除するかを判断するようにしてみてください。
ツイッター上での反応
この投稿に関しては、Twitter上でも話題となり始めています:
LINEの公式アカウントから来た
— 瑠唯ちゃん。【鰯】 (@fjk5nr_) 2018年7月7日
これは釣られる人おるわな
押して位置情報オンにしてたら
勝手に載せられるってことか
そらあんだけ自宅の住所
晒してしもてる人おるわ pic.twitter.com/l0PFKrotNp
LINEのやつ怖いわーー位置情報いらんやろ
— のこなか@夏だーーー! (@nknk08wmk) 2018年7月7日
LINEの被害状況のやつ、あかんやつやんこれ…
— ルリ子 (@ruricca) 2018年7月7日
てか、なにこれって嫌な予感して開いてもいないからようわからんけど、位置情報の有無設定できるとしても、個人情報に関してちょっと説明不足なんちゃうん?
追記:ハッシュタグの表示が「結果なし」に
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