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緊急地震速報を伝えるエリアメール(緊急速報メール)では、専用の警告音(ブザー音)が大音量で流れるようになっており、その緊急性が伝わるようになっています。
しかし、そのブザー音の後に「地震です」という、音声読み上げのような音声案内が付く場合があります。
実際、家族の携帯が一斉に鳴ったときでも、警告音しか鳴らない人と、「地震です」という声が出る人とに別れることがあります。
今回は、この「地震です」という声が出る機能や、その声が出たり出なかったりする背景について。
目次
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「地震です」の音サンプル
緊急地震速報を受信した際に「地震です」と声がする様子は、docomoからそのサンプルが公開されています:
この通り、ブザー音がした後に、「地震です」という女性の声がします。
「地震です」という着信音を消したい場合について
この「地震です」という読み上げのような音声ガイドは、警告音の続き、つまり着信音の一部です。
そのため、緊急地震速報を受信した場合の着信音は変更できず、「地震です」の声を消すことはできません。
「地震です」の声が出ない場合
この着信音内の音声は、比較的最近導入されたものです(2013年以降発売の端末)。
そのため、古い携帯電話やスマートフォンを使い続けている場合は、音声が出ない場合があります。
「地震です」の声を出したい場合
この「地震です」という声を出したい場合は、Android本体のソフトウェアアップデートを行うことで、出るようになる場合があります。
長期間利用しているAndroidスマートフォンで、未適用のソフトウェアアップデートがあるのであれば、アップデートしてみてください。
「地震です」と読み上げてくれるメリット
「別に読み上げてくれなくても分かる」と思うかもしれませんが、実は他にも、同じエリアメールでも「津波警報」の場合には「津波です」という読み上げがあります:
この通り、着信音(警告音)が違うことは分かると思うのですが、似たような「エリアメール」の着信音は津波警報以外にも存在します。
そのため、この音声ガイダンスが用意されていることで、「どの警報だ?」ということを完全に覚えていない人であっても、音だけを頼りに「津波だ」「地震だ」と、警告の対象が判断できるわけです(「気象等に関する特別警報」および「災害・避難情報」は津波と同じ音で音声ガイダンスなし、という中途半端なことになってしまっており、このあたりは抜けがある)。
実際この背景には、「緊急地震速報の音を聞いても、何の音だか分からなかった」という人が約30%いた、という気象庁のアンケート結果があります。
また、緊急地震速報を受けてどのように感じたかという設問に対しては、「地震が来ると思った」という回答が約50%である半面、「何かわからなかった」 (約30%)、「何をしてよいかわからなかった」(約15%)という回答も多く見受けられました。 (引用元)
参考
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