情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

iPhone版PUBGモバイルの年齢制限が「17歳以上」に引き上げでプレイできない・「機能制限がオンです」エラーになるユーザー発生中

PUBG (22) iPhone (1654)

iPhone版「PUBG MOBILE」の最新版0.9.0/0.9.1にアップデートされました。これに伴って、App Storeに表示されていた「12+(12歳以上)」という年齢制限が「17+(17歳以上)」に引き上げられました。この影響で「PUBGができなくなった」「アイコンが表示されない」「開けない」という小学生・中学生・高校生が多数発生している模様です。

この変更の実施および、App Storeにおける「年齢制限」の意味について。

※実はApp Storeの年齢制限は、実際の年齢に応じて自動的に制限されているものではないため、実年齢が17歳を超えていても発生する場合がありますし、17歳未満でも問題なくダウンロードできる場合があります。

PUBG MOBILEの年齢制限が「17歳以上」に

iPhone版「PUBG MOBILE」が最新版0.9.0より、App Storeの「年齢制限」が変更になり、「12+(12歳以上)」から「17+(17歳以上)」に引き上げられました(※「年齢制限」という言い方は実は適切ではありません。詳しくは後述)。

実際現在、App Storeにて「PUBG MOBILE」には「17+」と表示されるようになっています:

以前は「12+」でした:

「機能制限がオンです」エラーになる

この影響で、ホーム画面からPUBGのアイコンが消えてしまったり、App Storeから検索してアプリを開こうとしても次のエラーになってしまうユーザーが発生しています:

機能制限がオンです

“機能制限”がオンの場合、ある特定のApp、機能、またはサービスは表示されないか、もしくは使用できません。このAppを使用するには、“機能制限”をオフにしてください。

[OK]

こうして現在、「PUBG MOBILEができなくなった」というユーザーが増えています。

iPhoneの「年齢制限」の意味

iPhoneアプリの「年齢制限」は、実際の年齢とは実は関係ありません

というのも、iPhoneアプリに表示される「12+」や「17+」というのは、単なる「年齢制限」ではなく、あくまで「アプリに対するレーティング(推奨年齢)」であり、どの推奨年齢のアプリまで利用できるようにするかは、iPhoneの「機能制限」と呼ばれる設定で、実年齢とは独立して設定できるからです。

そして初期設定でその設定は「オフ」のため、初期設定のままであれば、小学生や中学生の生年月日で登録されているApple IDであっても、「17+」のアプリをインストールしたり利用することが可能です。

したがって、今回のような問題が発生するのは、保護者などが年齢制限の設定を行った場合です(携帯購入時に推奨されて設定する場合も)。

対策

このような背景があるため、年齢が17歳未満であっても、機能制限の設定を変更すれば、プレイすることが可能です

iOS12の場合、「設定」アプリを開いて「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」>「コンテンツ制限」>「App」にある設定で「すべてのAppを許可」を選択することで、再び問題なく利用可能となります。

しかし、保護者がこの設定変更に対してパスコードロックをかけている場合、この設定を変更するには、「機能制限専用のパスコード」が必要となります

そのため、パスコード入力が要求された場合は、保護者を説得して、パスコードロックを解除してもらってください(iPhoneのロック解除パスコードとは別に、保護者が事前に設定した専用パスコードなので注意してください)。

荒野行動・フォートナイトは?

よく比較される類似アプリの「荒野行動」も同じ「17+」ですが、「フォートナイト」には「12+」が設定されています。

Android版は?

AndroidのGoogle Playストアにもレーティングがありますが、そちらでは「12+」のままとなっています。

コメント(0)

新しいコメントを投稿