スポンサーリンク
2018年11月12日現在、「Tik Tok」内に投稿された「家に盗聴器があるか調べる方法」という内容の動画にて、「*#06#」に電話をかけて(入力するだけ)表示される番号にハイフンがあったら盗聴されている、ハイフンがなければ盗聴されていない、という盗聴チェックの方法が拡散されています。
これについて、「ハイフンがなかった」「怖い」「エラーになった」「電話が切れた」「家の電話でやるの?スマホでやるの?」「ハイフンって何?」「数字だけなら大丈夫?」など、誤解や混乱が広まっています。
この「盗聴チェック」の方法について。
スポンサーリンク
「家に盗聴器があるか調べる方法」
現在Tik Tok内で広まっているのは、「家に盗聴器があるか調べる方法」というタイトルのついた動画です。現在Tik Tok内のおすすめ動画として表示され、多くのユーザーが視聴している模様です。
その内容は、「電話のキーボードで」「*#06#と打ちます」「そしたら数字が出てくるから」「その中に - (ハイフン)が付いていたら盗聴されてます」といった確認方法です。
盗聴確認とは関係のない番号
実はこの「*#06#と打ちます」という手順は、そのスマートフォンの識別番号(IMEI)を表示するための特別な操作に過ぎず、盗聴とは全く関係のない番号です。
「IMEI」とはなんですか?
「IMEI」とは端末識別番号で、「国際移動体装置識別番号( International Mobile Equipment Identifier)」の頭文字を取っています。
電話番号や回線契約とは関係なく、端末が持つ固有の番号です。
お手続きの際に、必要となる場合があります。
(引用元)
電話番号入力画面で確認する
携帯電話の電話番号入力画面で「*#06#」と入力すると、15ケタの数字が表示されます。
この数字が「IMEI」です。
※「*#06#」では表示されない機種もあります。
(引用元)
また、設定画面から確認することもできる番号で、この特別な操作を使う必要なく、閲覧できるものです。このような普段使わない手順で表示されると特別な意味を持つ番号のように見えますが、実際はiPhoneであれば「設定>一般>情報」から同じ番号を表示することができます。
以前も拡散されていた盗聴チェック方法
もともとこの偽の盗聴確認方法は、「そのスマートフォン・iPhoneが盗聴されているかどうかを確認する方法」として以前拡散されていました:
- 2015年8月24日:自分の携帯が盗聴されてるか確認する方法(*#06#)について
それが今回、「家に盗聴器があるか調べる方法」という、盗聴器を発見できる方法というより強力な方法として、再び拡散されている模様です。
この方法を参考にして盗聴されている・されていないを判定して安心したり困惑したりしてしまわないように注意してください。
おまけ:「ハイフンって何?」
この方法に対するいろいろな反応の中で「ハイフンって何?」というものもあったので最後に補足しておくと、ハイフンとは、身近なところで言えば、電話番号を区切るときに使っている横棒、つまり「090-0000-0000」の「-」の記号のことです。
関連
スポンサーリンク
スポンサーリンク