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ZIPファイルをGmailに添付しようとしても「ファイルの添付中にエラーが発生しました」エラーや「セキュリティ上の理由によりブロックされました」エラーが表示されてしまい、ZIPファイルをメールに添付できない問題の原因や対策について。
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ZIPファイルを添付できない問題
ZIPファイルを新規作成メールに添付しようとした際、アップロード完了と同時に以下のようなエラーが表示されてしまい、ZIPファイルの添付に失敗してしまうことがありました。
セキュリティ上の理由によりブロックされました。
ファイルの添付中にエラーが発生しました。
パスワード付きZIPファイルがメールに添付できない状態
この問題は、パスワード付きのZIPファイル(暗号化されたZIPファイル)を添付しようとした際に発生していました。
エラーメッセージの末尾にある「ヘルプ(Gmail でブロックされるファイルの種類)」の中に、Gmailで添付できないファイルの形式が多数案内されていますが、その中にある「パスワードで保護された、アーカイブを含むアーカイブ」が該当していることが原因でした。
これを言い換えると、すべてのパスワード付きZIPファイルが添付できないのではなく、そのパスワード付きZIPファイルが別のZIPファイル(アーカイブ)を含んでいる場合に発生するようです。
そのため、パスワード付きZIPファイルの中身に問題があることを意味しています。
パスワード付きのZIPファイルでファイル名が見えてしまわないようにZIPファイルを2重にする対策を利用している場合など、2重アーカイブにパスワードを付けたファイルを、セキュリティ的な理由からブロックしているようです。
※ブロックの理由についての詳しい説明は書かれていませんが、Gmailは他にもファイル添付を禁止しているファイル形式を拡張子ベースで指定しているため、ZIPファイルをパスワード付きZIP化されてしまうと、元のZIPファイルの中にあるファイル名をGmail側がスキャンできなくなってしまうことから、そのような抜け道を塞ぐ意味で対策を入れているのかもしれません。実際、ファイル名を暗号化していない.7zファイルは添付可能でしたが、ファイル名まで暗号化した.7zは同様のエラーになり、添付することができませんでした。このことからも、どうやらGmailはセキュリティ面からファイル名が分からない形式かどうかを重視しているようです。
対策
そのため、パスワードを付けずにZIPファイルを作成するか、もしくは、パスワード付きZIPファイルの中身を減らすなどして、パスワード付きZIPファイルのどの中身がエラーの原因になるかを探り、そのファイルを添付ファイルから除外したり、アーカイブを解除した状態(展開した状態)にしてから再度パスワード付きZIPにし直すなどの対応を行ってみてください。
実際、パスワード付きZIPファイルの中に入っていたZIPファイルを一度展開してから、直接パスワード付きZIPに含めたところ、問題なくファイルの添付操作を行うことができました(エラーが表示されずに添付することに成功)。
また、Gmail以外のメーラー(メールアドレス)を利用することで同様の問題を回避できる可能性があります。別のメーラーやメールアドレスが利用できる場合は、そちらの利用も検討してみてください。ただしその際、受け取り側のメーラー/メールサービス側で同様の理由でブロックされてしまう可能性もあるため(特に送信先がGmailを使っている場合)、ちゃんと届いたかどうかをしっかり確認するなど、注意してみてください。
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