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2019年11月5日現在、Twitterの「返信をさらに表示」以下に表示されるはずの返信(リプライ)が「このツイートはありません」と表示されてしまうユーザーが増えているようです。
こちらの問題について調べたことを紹介します。
ただし、現時点で原因はこれだ、ということは特定できていません。この「このツイートはありません」と表示されるパターンが現在複数パターンあるようで、それらを紹介しているので、参考にしてみてください。
今のところ、「ツイートの正体は何なのか」という意味では「スパムアカウントからのリプライが原因となっている説」が濃厚なのではないか、と考えています。また、スパムアカウントからのリプライ自体は以前からあったはずで、今回「このツイートはありません」が急増している原因自体は、表示メッセージや表示方法の変更があったりしたのではないかと考えています。
目次
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「返信をさらに表示」を開いても「このツイートはありません」だけが表示される
2019年10月19日頃より、「返信をさらに表示」や「さらに返信を表示する(不適切な内容を含む可能性の或返信も表示する)」の「表示」ボタンをタップして開いても、「このツイートはありません」とだけ表示されてしまい、返信の内容を確認できない(リプライの内容を確認できない)問題の発生するユーザーが増えているようです。
※英語では「More replies」内に「This Tweet is unavailable.」と表示されます。
リプライの途中のツイートが「このツイートはありません」と表示される
また類似パターンとして、リプライツリー(スレッド)の途中に「このツイートはありません」と表示されてしまう場合もあります。
「返信をさらに表示」を開いても何も表示されない
また、同じツイートであってもPCから見たりiPhone版アプリから見たりで見え方が異なる場合もあり、「このツイートはありません」と表示される代わりに、「返信をさらに表示」をクリックしても何も表示されない場合もあるようです。
通常は「削除済みツイート」
今回の「このツイートはありません」というエラーメッセージは、削除済みのツイートのURLをツイートに含めているときに以前より表示されていたものでした。
参考:【Twitter】「このツイートはありません」エラーの意味について
しかし今回は「URLによる参照」ではなく「リプライ」であり、また、やはり「急増している」ことが気になります。
同様の問題の発生が日本国内外問わず増えていることから、ユーザー側で個別に発生しているトラブルというより、Twitterの仕様変更や何らかの変化に起因して多くのユーザーに影響が出ていることが予想されました。
単に「削除されたツイート」というだけであれば、突然増えるのも不自然であり、何らかの原因があるように思われました。
「このツイートはありません」でも表示できるケース
この原因について調べていると、「このツイートはありません」と表示されていても、ツイートを開けるケースがあることに気が付きました。
それは今回冒頭で紹介したエラーとは少し違うパターンなのですが、ツイート内に別のツイートのURLを掲載しているケースです。
こちら、先ほど紹介した通り、「削除されたツイート」の場合に「このツイートはありません」と表示され、通常であればURLを開いた場合削除されたツイートなのでその内容は表示されないのですが、普通にツイートが表示される場合があったのです。
その原因は別として、ここから「このツイートはありません」と表示されていたとしても、「削除済みツイート」とは限らないということが分かりました。
加えて、「さらに返信を表示する(不適切な内容を含む可能性のある返信も表示する)」と表示され、その「表示」ボタンをタップしたときに結局「このツイートはありません」と表示されてしまうケースもあり、より一層、そこにツイートがあるように見える挙動をしていることが分かります。
スパムツイートの増加が原因?
さらに調べを進めてみると、どうやら「凍結」や「利用が制限されているアカウント」からのツイートが「このツイートはありません」と表示される形で非表示にされているのではないか、ということに気が付きました。
しかし、URLがツイートに含まれている場合を除き、通常の「返信をさらに表示」に対して「このツイートはありません」と表示されている場合、そのツイートのURLや、誰がツイートしたツイートなのか、といったことは通常確認できません。
そのため、本当に制限を受けているアカウントからのツイートがそこにあったのか、ということがよく分からない、という状況です。
しかし、「このツイートはありません」に対してリプライが行われていた場合の一部で、ツイートの埋め込みを行うとリプライ先としてその「このツイートはありません」となっているツイートをどうやら閲覧できる場合があるようで、そちらを利用すると、「このツイートはありません」と表示されているツイートを行ったアカウントを確認することができました(※「この返信はツイートの作成者が非表示にしました」というメッセージで批評時になっているケースもこのとき確認できました)。
するとそのアカウントは「注意: 一時的に制限されているアカウントです。このアカウントは不審な行為が確認されています。表示してもよろしいですか?」と表示され、「プロフィールを表示する」をクリックするまでツイートを閲覧できず、実際にツイートを見てみても大量のスパムツイートを 多数のユーザーに送信しているアカウントであることが分かりました。
このことから、突然メンションが届いていて「このツイートはありません」と表示されている場合、スパムアカウントからのツイートが届いたものの、すぐに制限がかかり、ツイートが表示されない状態になっている可能性がかなりあるのではないか、と予想しています。
非公開アカウント(鍵付きアカウント)でも同じメッセージ
なお、フォローしていない非公開アカウント(鍵付きアカウント)のリプライも「このツイートはありません」と表示される場合があるようで、こちらの影響も考えられます。
ブロックされている場合について
ケースとしては考えにくいのですが、ブロックされているアカウントからのリプライというのも考えられるため、そちらについて実験してみたのですが、iPhone版TwitterアプリおよびPC版Twitterで見る限り、「返信をさらに表示を開いても何も表示されない」という挙動になっていました。
また逆に、自分がブロックしているアカウントからのリプライ、というケースも、「返信をさらに表示を開いても何も表示されない」という挙動でした。
そのため、今回問題になっている「このツイートはありません」と表示された場合はブロック関連ではなく「(前述のような)それ以外の何か」が原因ではないのかと思われます(今までとは表示メッセージが変わっていたり、今後変わる可能性もあるので、このあたりについては注意が必要です)。
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