情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

「【注意!】三井住友銀行をかたり、ショートメッセージより誘導するサイトは偽サイトです。口座番号や暗証番号、電話番号を絶対に入力しないで下さい。」SMSは本物?について

SMS (339)

2019年12月6日現在、突然フリーダイヤルや固定電話の電話番号から「【注意!】三井住友銀行をかたり、ショートメッセージより誘導するサイトは偽サイトです」というショートメッセージ(SMS)が届くユーザーが増えています。

このSMSについて、「注意喚起をしているけれど本物なの?」という疑問を持つ利用者が増えているようです。

このSMSは本物なのか偽物なのか、について。

突然届くSMS

突然一度もやり取りをしたことがない電話番号「0120-050-929」や「03-2069-000」から、次のようなSMSが届くユーザーが増えています:

【注意!】三井住友銀行をかたり、ショートメッセージより誘導するサイトは偽サイトです。口座番号や暗証番号、電話番号を絶対に入力しないで下さい

特にURLなどへの誘導がなく、問題がある怪しい内容には見えませんが、普段このようなメッセージは送信されてきておらず、不審に思ってしまうかも知れません

三井住友銀行の公式サイトに情報がある文章

しかし実は、三井住友銀行がこの文面のSMSを配信していることが三井住友銀行公式サイトで案内されており、内容だけでなく電話番号や、SMSの開始時期(昨日2019年12月5日開始)とも一致していることから、本物のショートメッセージであると考えられます。

不正送金の被害防止を目的に、12月5日(木)より、当行へ携帯電話番号をお届けいただいているお客さまに対し、注意喚起に関するショートメッセ―ジ(SMS)を配信させて頂いております(ただし、サイトへ誘導することはありません)。

引用元

また、送信元の電話番号についても案内されています。docomoまたはauを利用している場合は「0120050929」が送信元の電話番号として表示され、Softbankを利用している場合は「032069000」が表示されるとのことです。届いたSMSの送信元がどちらかに当てはまるかどうかを確認してみてください。

今後もSMSの内容に注意

しかし「サイトへ誘導することはありません」とも書かれているとおり、同じ「三井住友銀行から届いたように見えるSMS」であっても、サイトへの誘導が行われていたり、公式サイトでこのように案内されている訳ではない文章が届いた場合は、リンク先を開いたり、指示通りに行動してしまう前に、今回のような公式サイトや問い合わせ窓口などでよく確認するようにしてみてください。

まさに今回のSMSの文章で「三井住友銀行をかたり、ショートメッセージより誘導するサイトは偽サイトです」と注意喚起が行われている通りです。

なお、万が一今回案内されている電話番号から怪しいSMSが届いた場合も、電話番号のみで信頼してしまうのではなく、そのないように注意するようにしてください(電話番号を見るだけでは、本当にその相手から送信されてきたSMSであるか判断できるとは限らないため、送信元の電話番号だけで判断してしまうのは危険です。メッセージアプリ上で一連のやり取りのように表示されてとしても、注意してください)。

詳細や被害に遭ってしまった場合について

今回のショートメッセージで注意喚起されているような「怪しいSMS」については、その詳細や「予防策」に加え、「もし騙されてしまった場合の対処法」などについて、次の三井住友銀行のページでまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。

コメント(0)

新しいコメントを投稿