情報科学屋さんを目指す人のメモ

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「副音声の音量が大きすぎる・本編が聞こえない・副音声がうるさい」問題の対策について

テレビ (17)

2019年現在、映画のテレビ放送などの際に「副音声」が放送されることが増えています。

そんなとき、副音声を聞いてみると(副音声の聞き方)、副音声の音量が大きすぎて本編が聞こえなくなってしまったり、本編に集中できなくなる場合があります。

副音声は、主音声だけを聞いている分には「サブ」の存在ですが、いざ副音声を有効にすると、副音声側がかなり大きな声となり、主音声のほうが音が小さく、聞き取りにくくなってしまいがちです。

その結果、「副音声の音量を小さくしたい」「本編が聞こえない」「副音声しか頭に入ってこない」「本編に集中できない」「内容が分からない・入ってこない」などの声があがりがちです。

この問題と、事前に行っておきたい対策について。

※2019年9月6日に金曜ロードSHOW!にて放送される予定の「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」にて、生放送の副音声が行われます。

副音声の音は大きい

近頃「副音声」に特別なコンテンツ・番組を用意して、副音声を聞くこと楽しみにしてもらうような番組が増えています。

その結果、「はじめて副音声を聞く」という人も増えているのですが、はじめて副音声を聞いた視聴者を中心に、「副音声が大きすぎて本編が聞こえない」といた声が上がりがちです。

実際、副音声を聞く前は、副音声が後ろでうっすらと流れているようなものを想像しがちのようなのですが、実際は副音声の音量はかなり大きく、本編をちゃんと聞くことと、副音声を聞くことを両立させることは困難です

なぜかといえば、副音声を有効にした際、副音声が聞こえないことは困りますし(二カ国語であったり、視覚障害者向けの音声であったり)、そういった番組の場合、本編の音を気にして話すタイミングをコントロールする、といったことがあまり行われない傾向にあるため、どうしても音が重なってしまいます(※視覚に障害がある方々向けの解説放送のように、情景描写を追加で伝える、といったものであれば、音が出ていないときに補うように開設する、といった、両方を理解できるように配慮するとは思うのですが、映画やドラマの放送中に出演者が副音声へ出演する、といったタイプの場合、なかなかそうはなりません)。

対策

このようなことがどうしても発生してしまうため、「本編を楽しみたい」けれど「副音声も楽しみたい」という場合は、主音声と副音声と、両方を同時に録画する方法を使い、放送中は本編か副音声かのどちらかに集中して聞き、改めて放送終了後や後日、もう片方の音声を聞く、という方法です。

例えば初めて観る映画であれば、最初に主音声で本編の映画を楽しみ、その後録画しておいた副音声を利用して、副音声を中心に楽しむ(もう映画を一度見ているので、本編が聞こえにくいことで発生する問題が提言される)、という利用が可能となります。

録画方法

録画方法については、「DRモード」を利用することが一般的です。

より詳しい録画方法についてはこちらを確認してみてください→→「テレビの「副音声」を録画(録音)する方法について(録画モードで「DR」を選択する)

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