情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

USB無線LAN子機「WI-U2-433DHP」をCDドライブのないパソコンでドライバインストールする手順

BUFFALO (5)

無線LAN機能のないWindowsパソコンを無線LAN接続できるようにするために、バッファロー社の「WI-U2-433DHP」を購入しました。

そこには、ドライバやユーティリティをインストールするためのCD(BUFFALO AirNavigator 2 バージョン2.21)が付属していたのですが、今回使用したいパソコンにはCDドライブ(光学ドライブ)がなく、付属CDを読み込みできないため、説明書通りの作業ができず、困ってしまいました。

取扱説明書を見てみても、「付属のCDをセットします」とは書かれているものの、「CDドライブがない場合」についての説明は見当たりませんでした。

そこで製品の公式サイトを確認し、CDドライブがない場合にどれをインストールすればよいのか、どこかからCDと同じ内容のものがダウンロードできるのか、などを確認し、実際に初期設定してみたので、その内容を紹介します。

WI-U2-433DHP

今回購入した無線LAN子機は「Buffalo WI-U2-433DHP」です。

普段バッファロー製のルーターを購入していることや、その他の評価を読んで、こちらを購入してみました。

AirNavigator 2をダウンロードしたい

いざ購入したWI-U2-433DHPをセットアップしようとしたところ、付属しているのはCD-ROMでした(ラベルには「AirNavigator 2」との記載)

今回接続したいパソコンに光学ドライブ(CDドライブ)は存在せず、付属CDを利用することができません

また、ほかの周辺機器であれば「公式ホームページから最新版ドライバをダウンロードしよう」で済むのですが、今回購入した製品はまさにインターネットに接続できないパソコンが利用するタイプの製品であり、実際に利用しようとしたパソコンが有線でのインターネット接続ができない状態であるため、この点でも困ってしまいました。

そこで今回は、インターネット接続できるパソコン(こちらも光学ドライブなし)で付属CD相当のものをダウンロードして、USBフラッシュメモリでインターネット接続できないパソコンにそのファイルをコピーして実行しよう、という作戦を行うことにしました。

公式ページの「よくある質問」経由でたどり着いた「エアナビゲータライト」

すると問題になるのが、何をどこからダウンロードするのか、というところでした。

今回まず最初に、「エアナビゲータライト(airnavilite-1370.exe)」をこちらのページからダウンロードすればよいのかな?と思いました。

というのも「このページからエアナビゲータライトをダウンロードしてインストールすることでWI-U2-433DHPをセットアップできる」という話は先ほどの取扱説明書には記載がなかったものの、製品のサポートページにある「よくあるご質問>パソコンを無線でつなぎたい>Windows PCをつなげたい>クライアントマネージャVを使用してAOSSで無線接続する方法」を開いた後の「バッファロー製無線子機を利用する場合」の「※パソコンにCDドライブがない場合や、エアナビゲータCDがない場合は」では、紹介されていたからです。

公式ページの「ソフトウェア」にあった「エアナビゲータ2ライト」

しかし、付属CDには「AirNavigator 2」と、「バージョン2」表記されているのにもかかわらず、今回インストールしようとしているのは「エアナビゲータライト ver13.70」であり、どうも「エアナビゲータ」と「エアナビゲータ2」という別系統があるのでは?、と感じました。

そこで改めて公式ページを確認してみると、「エアナビゲータ2ライト(Windows用)」というリンクが用意されていました。

また、バージョン表記が「2.21」となっており、CDと一致していました。加えて最終更新日は2018/06/18と記載があったのですが、先ほどのエアナビゲータライトのほうも最終更新日が2018/06/18であり、どちらかが古くて完全に使えない(どちらかがどちらかの後継になっていてメンテナンスが終了している)というわけではなさそうでした。

そこで「エアナビゲータ2ライト」の詳細を確認してみると、「このソフトウェアは、エアナビゲータ2 Ver.2.21 から、Mac 用のユーティリティーを取り除いたものです。」との記載があり、「ライト」というのはダウンロード用に余計なものをそぎ落とした軽量版という意味なのだろう、という納得を得ることもでき、付属CDに対応しているのはこれでよいのだろう、ということになりました。

結局ダウンロードしたのは「エアナビゲータ2ライト」

そこで、こちらのページから、「エアナビゲータ2ライト (Windows用)」、ファイル名としては「airnavi2_221.exe」をダウンロードしました。

「ダウンロードソフトウェア使用許諾について」を読み、「使用許諾に同意します」をクリックしてから「ダウンロードする」をクリックすると、ダウンロードすることが可能です。

インストールしたいPCにコピーする

今回、ダウンロードしたパソコンと、実際に無線子機を設定したいパソコンとが別のパソコンであったため、USBフラッシュメモリにダウンロードしたファイルをコピーして、設定したいパソコンへとコピーしました

付属CDの手順に合流

設定したいパソコン側でairnavi2_221.exeをダブルクリックすると、ファイルの中身が自己解凍された後、「かんたんスタート」ボタンが表示されました。

どうやらここからは、説明書の付属CDを挿入した後の手順の通りに進められる様子でした。

かんたんスタートを開始

そこで説明書にもある通り、その「かんたんスタート」をクリックしました。

そしてそこから、「次へ」「無線でつなぐ」「エアステーション無線子機を取り付ける」「CardBus用/USB用/PCIバス用/ExpressCard用」「次へ(セキュリティソフト(ファイアウォール機能)の確認)」の順にクリックしていきました。

すると、インストール対象として「エアステーション無線子機ドライバー」「クライアントマネージャV」「エアステーション設定ツール」「パソコン環境表示ツール」「らくらくアップデートツール」が表示されたので、そのまま「インストール開始」をクリックしました。

ドライバ・ユーティリティが順番にインストール開始

するとまず最初に「無線LANドライバインストーラ(Wireless LAN Driver Installer)」の画面が表示されたので「次へ」「同意する」「次へ」の順にクリックしました。

「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?(名前:BUFFALO INC. ネットワーク アダプター、発行元:BUFFALO INC.)」が表示されたので、「BUFFALO INC. からのソフトウェアを常に信頼する」のチェックを入れたまま、「インストール」をクリックしました。

同じ確認ダイアログがさらにそこから2回表示されたので、いずれも「インストール」をクリックしました。

本体をパソコンに接続

すると「無線子機を取り付けてください」という画面が表示されたので、このタイミングでUSB端子にWI-U2-433DHPを接続しました。

「インストールが完了しました」と表示されるので、「完了」をクリックしました。

残りのユーティリティをインストール

するとここから「BUFFALO エアステーション設定ツール セットアップ」「BUFFALO パソコン環境表示ツール セットアップ」「BUFFALO クライアントマネージャV セットアップ」と順に表示されたので、ほぼ同じ手順で、順番にインストールを完了させていきました。

クライアントマネージャVのみ、インストール中に「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?(名前:BUFFALO INC. ネットワーク プロトコル)」の確認が入りましたが、こちらでも「インストール」を選択しました。

最後に「バファロー らくらくアップデートツール インストーラー」の画面が表示されたので「同意する」「閉じる」の順にクリックしました。

こうしてすべてのソフトウェアのインストールが完了し、「次へ」をクリックしました。

無線接続の設定をする

すると続けて「このパソコンを無線親機へ無線接続するための設定をおこないます」という画面が表示されたので、「無線接続の設定をする」をクリックしました。

今回AOSS機能は利用しないため、「手動設定」のボタン(虫眼鏡マーク)をクリックしました。

すると次の警告画面が表示されてしまったのですが、WPS機能は不要のため、そのまま「はい」をクリックして先へ進むことにしました。

エラー

プロトコルドライバーをオープンできませんでした。WPS機能が利用できなくなります。
クライアントマネージャVを再インストールしてください

続行しますか?

はい:WPS機能を無効にして続行します
いいえ:前の画面に戻ります

[はい(Y)][いいえ(N)]

次に「手動設定の方法を選択します」の画面が表示されたので「セキュリティ情報を手動で入力して接続」をクリックしました(※WPSが利用できないという先ほどのエラーでしたが、「WPS PINコード式で接続」の選択肢が確かにクリックできない状態になっていました)。

「接続先のネットワークを選択してください」が表示されたので、接続したい「ネットワーク名(SSID)」を選択して「次へ」をクリックしました。

続けて、「セキュリティーキーまたはパスフレーズ」のところにパスワードをにゅうりょきうして「接続」をクリックしいました。

「○○に接続しました」という成功画面が表示されたら、「保存して閉じる」をクリックして終了しました。

インターネット接続の確認

最後に「インターネット接続の確認」画面が幼児されるので「インターネット接続を確認する」をクリックして「これで設定完了です」が表示され、設定が完了しました。「完了」ボタンをクリックして、一連のセットアップ作業が完了します。

インターネット接続の確認を実行した時点でブラウザが強制的に起動させられたため、そちらでも、インターネット接続に成功したことを確認できました。

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