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2020年1月9日、Firefoxの最新版バージョン72.0.1(Firefox ESR 68.4.1)が公開されました。こちらは、「Firefox 72」の脆弱性に対応するための修正アップデートとして話題となり、急いでアップデートするユーザーが多い状態となっていました。
しかし72.0.1へのアップデート以降、一部のユーザーの間で「ページが開けなくなった」「ページ移動ができない」「アクセスできなくなる」「Firefoxが通信できない」「Proxy環境でページを読み込めない」「Secure Connection Failed(Error code: SSL_ERROR_RX_MALFORMED_SERVER_HELLO)エラーが出る」などの声が増加しています。
この問題や対策について。
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Firefoxのアップデート後にページにアクセスできない
Firefoxのバージョン72.0.1へのアップデート後に、一度サイトにアクセスした後、そこから別のページに移動しようとしても移動できない・ページが開けない、といった問題が発生するユーザーが増加しています。
特徴や関連情報
Firefoxの全ユーザーというわけではなく、一部のユーザーでのみ、この症状が発生しています。
特にプロキシの利用状況やアドオンの利用状況、セキュリティ関連機能が問題発生の有無と関連している可能性があります(プロキシやセキュリティまわりの特殊性から、企業内の利用で発生しやすい傾向がある?)。
また、「Firefox 72.0.1へのアップデートで発生した」との声が多い一方で、バージョン72へのアップデート内容が関連している可能性もあり、関連しそうなアップデートとしては次のアップデートがあります:
Experimental support for using client certificates from the OS certificate store can be enabled by setting the preference security.osclientcerts.autoload to true (Windows only).
(引用元)
対策について
このページが開けない状態から脱出する方法としては、一部のユーザーの利用環境でのみ問題が発生していることもあり、ユーザー固有の状況の解除、つまり、アドオンの無効化および、設定のクリア(リフレッシュ機能の利用)を試してみてください。
実際にリフレッシュの実行/アドオンン無効化で問題が解消されたとの報告が複数あります。
関連:【Firefox】リフレッシュする方法(設定をリセットする/初期状態に戻す)
また、Firefoxでウェブページが開けなくなってしまって困る、といった場合は問題が解消されるまで(Firefoxやアドオンの修正版アップデートが提供されるまで等)、Chromeなどの別ブラウザを利用することも検討してみてください。
参考
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