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Windows 10 PCの利用中に、「最新の状態を維持するには、再起動してください」「お使いの Windows 10 バージョンのサービス終了が迫っています。最新のセキュリティ更新プログラムを入手して引き続きサポートを受けるには、再起動して最新バージョンの Windows をインストールしてください」という画面が表示されました。
この画面の中にある「お使いの Windows 10 バージョンのサービス終了が迫っています」という表示を見て、「何か買わないといけないの?」であったり、「まだ最近買ったばっかりのパソコンなのに」、「Windows 11にアップデートしないといけないの?」などと思ってしまうのではないかと思ったので、自分のパソコンの状態を確認しつつ、この表示の意味や、サービス終了期限がいつなのかを調べる方法などについて、紹介します。
※類似のメッセージとしては、「重要な更新プログラムのための自動再起動が予定されています」「お使いの Windows 10 バージョンのサービス終了が迫っています。今すぐ再起動して、最新バージョンのWindowsを入手してください。今すぐ再起動しなかった場合は、アクティブ時間外に再起動が行われます。デバイスをコンセントに接続して電源を入れたままにしておいてください。」というメッセージが表示される場合もあります。
目次
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「最新の状態を維持するには、再起動してください」画面
Windows 10 の利用中に、次のダイアログが表示されました:
最新の状態を維持するには、再起動してください
お使いの Windows 10 バージョンのサービス終了が迫っています。最新のセキュリティ更新プログラムを入手して引き続きサポートを受けるには、再起動して最新バージョンの Windows をインストールしてください。
[時刻を選択] [後で通知する] [今すぐ再起動]
Windows 10 の有効期限が切れる?
ここで注目すべきは、「お使いの Windows 10 バージョンのサービス終了が迫っています」という一文です。
これを見ると、「今使っているWindows 10のサービス終了が迫っていて新しいWindowsを買わなきゃ」などと思ってしまうかも知れません。
ただここでややこしいのが、「Windows 10」にもいろいろなバージョンがある、という点です。
例えば、「Windows 10 Version 1803」や「Windows 10 Version 1809」のような、4桁の詳細番号がWindows 10には用意されています。
今回も、「お使いの Windows 10 のサービス終了」ではなく、「お使いの Windows 10 『バージョン』のサービス終了」と言っているあたり、その4桁の詳細番号のことを示している、ということが知っている人では分かるのですが、なかなか難しいので、普通に「Windows 7 のサービス終了」のときと同じように読んでしまうかもしれない表現です。
つまり今回のこの表示では、今使っているWindows 10のバージョン番号が古いので、新しいWindows 10のバージョン番号になるようにアップデートしてくださいね、ということを意味しているわけです。
現在のWindows 10バージョンを確認してみる
現在のWindows 10バージョンは、「スタートボタン(Windowsボタン」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」から確認することができます。
そこに「Windows 10 Home」や「Windows 10 Pro」のように書かれている場所があったら、すぐそばに「バージョン」という項目があり、そこに4桁のバージョン番号が示されているはずです。
今回の場合、バージョン 1809が現在のバージョンであることが確認できました。
サービス終了日を確認してみる
バージョン番号が分かったら、本当に終了時期が迫っているのかを確認してみます。
Windows 10の各詳細バージョンごとのサービス終了予定日は、次のページにまとめられています。
このページの表を見ると、「Windows 10 Version 1809」は、提供日が「2018年11月13日」であり、サービス終了日が「2020年5月12日」、つまりおよそ2ヶ月程度で期限が切れる、ということが分かりました。
確かにサービス終了期限がかなり近くなっているため、「お使いのWindows 10バージョンのサービス終了が迫っています」と表示されたことにも納得です。
※【追記】2021年3月12日頃より、Windows 10 Version 1909 利用ユーザーに「お使いのバージョンのWindows 10はまもなくサービス終了を迎えます。サポートを継続するために、クリックして新しいバージョンのWindows 10をダウンロードしてください。」が表示されるケースが増えている模様です。
対策はアップデート
そのため、必要なのはバージョン1809より新しい、バージョン1903などにアップデートすることです。
このWindows 10内の詳細バージョンのアップデートは、通常、Window Updateの画面から、無料で行うことが可能です。
ただし、先ほどダイアログには「アップデートしてください」というボタンの代わりに「今すぐ再起動」というボタンが表示されており、既にアップデートの準備は整っていて、あとは再起動を行えばアップデートが完了する状態だということが推測されました。
そこも確認してみるために、「スタートボタン(Windowsボタン)」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を開いてみると、Windows 10 バージョン 1909 アップデートのインストールを行うのに必要な再起動が保留されている状態(再起動待ちの状態)になっていることが確認できました。
Windows Update
再起動が必要です
この更新プログラムは、インストールできる状態です。処理を完了するには、再起動のタイミングを指定してください。
Windows 10、バージョン 1909 の機能更新プログラム
状態: 再起動の保留中
[今すぐ再起動する] [再起動のスケジュール]
現在実行中のWindowsは、サービスの終了が近づいているバージョンです。最新バージョンのWindows 10に行進して、最新機能やセキュリティ強化を入手することをお勧めします。
[さらに詳しく]
再起動する
というわけで確認もでき、最後にWindowsの再起動を実行し、今回のダイアログ表示からの対応は完了です。
付録:類似メッセージ
お使いのバージョンのWindows 10はまもなくサービス終了を迎えます。サポートを継続するために、クリックして新しいバージョンのWindows 10をダウンロードしてください。
サポートを継続するための更新
お使いの Windows 10 ノバジョンはまもなくサービス終了を迎えます。新しい機能更新プログラムをダウンロードして、重要な品質とセキュリティの改善を行います。
[更新オプションの表示]
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