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2020年7月10日現在、iPhone利用者の間で複数のアプリが突然開けなくなる、開いてもすぐ落ちる、といった状態になってしまう問題が発生しています。
具体的には「メルカリ」アプリや「Spotify」アプリ、「Pinterest」アプリなど、様々な種類のアプリで問題が発生しており、何度繰り返しアプリを開こうとしても、アプリが終了してホーム画面に戻されてしまいます。
現在発生しているこの現象について。
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アプリを開いてもすぐ落ちる・アプリが開けない・強制終了する
2020年7月10日20時現在、以下のアプリを始めとする多くのiPhoneアプリが起動後すぐに落ちてしまい、開けなくなってしまうユーザーが急増しています。
- メルカリ
- Spotify(スポティファイ)
- Pinterest(ピンタレスト)
- マネーフォワードME
- ロマサガRS
- PUBGモバイル
- Swarm
障害発生中
一斉に多くのユーザーの間で同様のエラーの発生が急増していることから、iPhoneの胡椒などではなく、何らかの障害が発生しているものと思われます。
原因について
この、PinterestやSpotify、メルカリなどの複数のアプリで一斉にアプリが開けなくなるという現象は、以前にも発生していました。
その際は、最終的にそれらのアプリが共通して利用していた「Facebook SDK(Facebook社が提供している、開発者向けツール)」で発生した問題の影響で、アプリが落ちる(クラッシュする)トラブルが発生していたことが判明していましたが、今回も以前のケース同様に、Facebook SDKにてトラブルが発生している模様です:
Current State
調査中
説明
We are aware and investigating an increase in errors on the iOS SDK which is causing some apps to crash.
(引用元)
iOS版のFacebook SDKのGithub上でも、同様のアプリが強制終了してしまうトラブルについて、複数の不具合報告(issue)が寄せられています。
-[NSNull count]: unrecognized selector sent to instance 0x22d0ed7f0 #1430
(引用元)
Apps suddenly started crashing, crashlytics velocity alert on +[FBSDKEventDeactivationManager updateDeactivatedEvents:] #1431
(引用元)
リンク先では、開発者側(アプリの運営側)で行うことができる対策手順などが議論されています。
対策について
そのため、iPhoneの故障などを疑って慌てて初期化や、アプリの再インストールなどを行ってしまうのではなく、障害の原因が解消され、アプリが再び通常通り利用できるようになるのをしばらく待つようにしてみてください。
なお、アプリによっては、「機内モードにしてiPhoneが通信できない状態にしてからアプリを起動し、起動できた直後に機内モードを解除する」という手順や、「機内モードにした上で、Wi-Fiのみ有効にする」などのといった方法でアプリが落ちてしまわずに起動・ログインすることができる場合があるようなので、試してみると良いかも知れません。
また、iPhone版アプリだけでなく、ブラウザ版や、PC版が用意されているサービスの場合は、それらiPhone版アプリ以外からのアクセスを試すようにしてみてください。
追記:復旧へ
21時43分頃より、再びアプリが開けるようになるユーザーが急増しています。
問題の発生していたアプリを再度開き、アプリが利用可能かどうか確認してみてください。
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