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「Wi-Fiにつながらない」という問題は様々な原因で発生することがあるよくあるトラブルですが、その中でも「パスワードが間違っていないはずなのに、パスワードが間違っているというエラーが出る」という場合があります。
こういった症状が発生した人から「Wi-Fiにつながらないから助けて欲しい」と言われたときの注意すべき「落とし穴」について紹介します。
「パスワードは正しいはずなのに」というところが強調されている場合、特に注意が必要です。目の前に書いてあるパスワードを見ながら入力しているものの、そのパスワードが正しくない、というケースがあるからです(ここから詳しく紹介します)。
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パスワード間違いエラー
例えばiPhoneでは、Wi-Fiにつなごうとして「パスワード間違い」で失敗すると、次のエラーが表示されます:
“○○○○”用のパスワードが違います
また、Nintendo Switchでは、次のエラーが表示されます:
エラーコード:2110-2215
アクセスポイントに接続できませんでした。
電波環境が悪いか、インターネット設定で入力したパスワードが間違っている可能性があります。
やりなおしても接続できない場合は、設定を確認してください。
[とじる] [くわしく]
「パスワードは合っているはず」「パスワードは間違っていないはず」
この種の「Wi-Fiのパスワードが間違っています」系のエラーが表示された際に、「パスワードは間違っていないはず」「パスワードはちゃんと入力しているはず」など、パスワードは正しく入力しているはずなのに、パスワードが間違っていると言われる、おかしい、となる場合があります。
このとき、「接続先SSID(アクセスポイント)が間違っているのでは?」であったり、「古いパスワードを入力しているのでは?」「大文字小文字など、入力を間違えてしまっているのでは?(何度も入力し直しても、毎回間違ってしまっているのでは?)」といったことが一般に疑われるのですが、Wi-Fiのパスワードに関して、そして特に「見ながら入力しているから正しいはず」といったときに注意すべき事項があります。
入力すべきなのが「パスワード」ではない問題
それはどういったケースかというと、Wi-Fiルーターの本体(もしくは、付属しているパスワード記載のカード等)に印刷されている「パスワード」を入力しても間違っていると言われるという場合です。
「パスワードを入力しているなら正しいのでは?」と思ってしますが、実はルーターによっては、ルーターの管理画面にログインするためのパスワードが「パスワード」と書かれている一方で、Wi-Fiのパスワードとして入力すべきパスワード(暗号化キーなどと呼ばれる)が別の項目として書かれている場合があるためです。
なので、本体に印刷されている「パスワード」を入力しても間違っていますエラーになってしまい、本当に入力すべきなのは「パスワード」ではなく「暗号化キー」などと書かれた別の項目だった、ということが起こる場合があるのです。
確認しておきたいこと
そのため、ルーター本体に印刷されているパスワードを入力している場合は、見ている項目に「パスワード」と書かれていないか、また、「パスワード」という項目とは別に「暗号化キー」や「Key」、「KEY」などと印字されている項目がないかを確認し、もしこれまで試したのとは別に「暗号化キー」「Key」「KEY」などの印字が見つかった場合には、そちらを入力してみてください。
「Wi-Fiのパスワードが間違っていると言われる」などと相談を受けた場合で、特に「パスワードは間違っていないはず」などと言われる場合には、Wi-Fiルータ本体などに書かれたパスワードを見ながら入力していないかを確認しつつ、同様の間違いが発生してしまっていないかを確認してみてください。
Wi-Fiルーターの購入・契約直後は説明書を読みながら間違えずに操作していても、Wi-Fiに接続する機器を買い足した場合などに、この間違いが発生してしまう場合があるため、注意してみてください。
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