情報科学屋さんを目指す人のメモ

方法・手順・解説を書き残すブログ。私と同じことを繰り返さずに済むように。

【Chromebook】Linuxの初期設定まわりメモ(Linuxアプリで日本語入力できるようにする等/書き足し中)

Chromebook (65) Chromebook-Linux (7)

ChromebookでLinux(ベータ)を有効にすると、ターミナル内では日本語入力できるのですが、Linux上にインストールしたソフトウェアを起動して利用しようとしたとき、そちら側では日本語入力が利用できない(日本語入力モードに切り替えることができない)ことに気が付きます。

そのあたりを含め、「Linux(ベータ)」の初期設定の内容をメモしておきます。

※なお、「Linuxとして使う」というより、あくまでChrome OSの利用をサポートする形で、つまりLinuxアプリを利用するために利用する感じなので、通常のLinuxの初期設定とはだいぶ感覚が変わります。

Linux(ベータ)を有効化する

Chromebookの「設定」アプリを開いて「Linux(ベータ)」タブを開いてから、「Linux」の「オンにする」をクリックすると、「ChromebookにLinux(ベータ版)をセットアップ」が表示されるので「次へ」をクリック

「Username」を設定して、ディスクサイズは「推奨」のまま「インストール」をクリック

インストールが開始されしばらく待つと、「コンソール」アプリが起動して、Linux(ベータ)機能が利用可能に。

環境のアップデート

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

日本語入力の導入

Chromebookでの利用者/情報が多い組み合わせの「Fcitx/Mozc」をインストール(ibusでなくfcitx、anthyではなくmozc)

$ sudo apt install fcitx fcitx-mozc

※入力はできずとも、LinuxアプリをChromebook側から起動してコピー&ペーストすればひらがなや漢字を表示することができたので、ひとまず日本語フォントが全くない、という訳でもない様子なので、フォントのインストールは行わずに試してみることに。

Fcitxの初期設定

fcitxの公式ページを参考に、設定(この手順、必要性要確認)。

$ im-config

「Current configuration for the input method:」の表示に対して「OK」、「Do you explicitly select the user configuration?」に「YES」と進み、「Select user configuration. The user configuration supersedes the system one.」の表示に対して「fcitx」を選択して「OK」。「Setting the user configuration /home/user-name/.xinputrc to fcitx.」と表示されたので「OK」。

Mozcを利用するための設定

Chromebookのランチャーから、Linuxアプリ内に追加された「Fcitx」を起動(設定を進めるため)。

$ fcitx-configtool

設定が表示されたら、左下の「+」ボタンをクリックして、「Only Show Current Language」のチェックを外しつつ「Mozc」を選択して「OK」でMozcを追加。また、「英数/かな」キーの動作がChromebookと異なるため、追加の設定を実施(詳細)。

IMとしてFcitxを利用することを指定する

$ sudo vim /etc/systemd/user/cros-garcon.service.d/cros-garcon-override.conf

以下の内容を末尾に追記(※利用するアプリケーションによっては不要な場合もあるはずの設定。1つも設定せずこの手順を丸ごと飛ばしても、fcitx-autostartの実行時に「WARN-2126 xim.c:161) Please set XMODIFIERS」警告が出るくらいでFcitx+Mozcによる日本語変換が全く使えない、というわけではなく使えたり)

Environment="GTK_IM_MODULE=fcitx"
Environment="QT_IM_MODULE=fcitx"
Environment="XMODIFIERS=@im=fcitx"

Fcitxの自動起動用

$ sudo vim ~/.sommelierrc

以下の内容を末尾に追記(この設定をしない場合は、コンテナを起動し直すたびにFcitxを手動起動):

/usr/bin/fcitx-autostart

※Sommelierの設定ファイルに書き込んでおくことで、Chrome OSからLinuxアプリが起動されたときちゃんと実行(起動)してもらえる。

インストール後、LibreOffice Calc起動後に「Tools>Options...」から「Language Settings>Languages>User intervace/Locale setting」で「Japanese」を選択。

確かに母音入力時に勝手に確定してしまう状態になったので、「cros-garcon-override.conf」に「Environment="GDK_BACKEND=x11"」を追加してLinux再起動。

ファイルは「マイファイル>Linux ファイル」フォルダに配置してから、右クリックで「アプリケーションで開く...>LibreOffice Calc」で開く。

再起動

設定後、Chromebook側から、シェルフ上のターミナルのアイコンを右クリックして「Linux(ベータ版)を終了」を選択して一度終了し、再起動。

TIPS:突然日本語変換ができなくなったとき

$ fcitx -r

TIPS:Mozcの設定をする

$ /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog

ウォッチ対象:Chromium OS 側のIMサポートのissue登録

Chrome OS(Chromium OS)で直接IMをサポートする検討が行われているIssue登録。登録は2018年であるもののあまり進んでいない様子。現時点のマイルストーンは「M-91」が指定(もともとは「M-68」でそこから伸び続けているので今後も伸びてしまい、日本語導入の手間は当分残るかも)。

Libreofficeのインストール

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    ブログが趣味で、スマホアプリの利用中に発生するトラブルや不具合の対策手順や障害情報、 設定の変更方法などについて、解説記事をよく書いています。

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    最近の関心は、スマホやパソコンが苦手な人の行動や思考、そしてそんな人を手助けする方法です。

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