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Microsoft Edgeのアップデート以降、
※Microsoft Edge バージョン 90.0.818.46 + Windows 10 Pro バージョン 20H2。
目次
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ダウンロードが右上に表示される
Microsoft Edgeのアップデートにより、ウェブサイトからファイルをダウンロードしようとした際に、画面の右上に、ダウンロードに関する情報が表示されるようになりました。
このアップデートは、次のページで大きなアップデートとして、Edge公式から紹介されています:
今までは画面下部に表示
従来は、画面の下にダウンロード用のツールバーが表示されており、それが右上に移動し、その表示形式も大きく変更された形です。
ショートカット「Ctrl+J」も変更
また、もともとEdgeの「ダウンロード」のページ(ダウンロード履歴ページ)を新しいタブで開くショートカットであった「Ctrl+J」の挙動も変更され、「Ctrl+J」を押すと右上のダウンロード表示が展開され、ダウンロードページをショートカットキーから開くことができなくなりました。
設定変更では元に戻せない
この「ダウンロード」機能の表示変更について、元に戻す設定は用意されていない模様です。
また、「edge://flags」にアクセスして表示される「試験段階の機能」という開発者向けの詳細設定画面を開いても、この「ダウンロード」表示(ダウンロードメニュー)を無効化し、もとの表示に戻す設定は用意されていないようでした。
コマンドラインからの指定による無効化
このあたりの無効化方法について調べていたところ、Edgeを起動する際に「-disable-features=msDownloadsHub」というオプションを付加する方法で、元に戻すことが出来ることが確認できました。
具体的には、Edgeを完全に終了した上で「Win+R」で「ファイル名を指定して実行」に「msedge -disable-features=msDownloadsHub」と入力して「OK」をクリックして起動する方法です(disable-featuresの前のハイフンは2つではなく1つで正しく動作しました)。
ただしこちらは「edge://flags」のように、基本的に開発者向けのオプションであるため、「edge://flags」に表示されている注意事項以上に注意して利用する必要がありますし、今後突然利用できなくなる可能性のあるオプションであるため、利用はあまりおすすめできません。
元には戻せないが表示しない設定はある
この「ダウンロードメニュー」を元に戻す設定こそ用意されていませんが、全く競って居画用意されていないわけではなく、Edgeの設定の「ダウンロード」内に「ダウンロードの開始時にダウンロードメニューを表示」という設定項目があり、こちらを「オフ」に変更することで、ダウンロードするたびにダウンロードメニューが右上に大きく表示されて邪魔に感じる、といったことは避けることが出来るかと思います。しかし、結局ダウンロードしたファイルを利用するために何かを開く手間が発生するため、以前通り、というわけにはいかない場合も多いかと思います(※毎回ダウンロード先を指定せず特定のダウンロードフォルダに保存する設定にしていた上で、そのダウンロードフォルダをエクスプローラーで開いているなどしていれば、今まで通りに近づくかも知れません)
ブラウザの乗り換えも
なお、この変更は、Edgeと同じChromiumベースのブラウザである「Google Chrome」では行われていない変更であるため、以前と同じような利用を行いたい場合は、Chromeブラウザのインストール・利用も検討してみてください。
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