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PlayStation 4にて「エラーが起きました(WS-37469-9)」エラーが表示されてしまいPlayStation Networkにログインできない場合の対策について、まとめて紹介します。
目次
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WS-37469-9 エラー
PlayStation 4 をPlayStation Networkアカウント(PSNアカウント)にログインして使用しようとした際に、「エラーが起きました。(WS-37469-9)」というエラーが表示されてしまう問題が発生してしまう場合があります。
このエラーコードが発生してしまい、「インターネットにつながらなくなった」「PS4ができない」「ログインできない」などと困ってしまうユーザーが少なくないようです。
公式ヘルプの案内
公式ヘルプでは、この問題について、「サーバーへの接続に失敗しました」との概要とともに、3つの対策を紹介しています。
- PSNステータスページの確認
- ルーターの電源を切り、5分以上待ってから電源を入れなおす
- 時間を置いてから試す
1つ目のステータスページの確認は、つまり障害が発生していないかを確認せよ、というものですが、確認しても障害の発生は告知されておらず、また、2つ目や3つ目の対策を行っても同じ WS-37469-9 エラーが表示されてしまう、というユーザーが多く発生しているようです。
また、一度は直ったものの、またすぐ再発してしまった、といったのもよくあるパターンとなっています。
原因について
このエラーコードの発生原因について、詳細な情報はヘルプページにも「サーバーへの接続に失敗しました」以上の記載はありません。
つまり、「なぜサーバーへの接続に失敗してしまうのか」が分からない状況ですが、問題が解消したユーザーが直前に行った操作や、その問題の発生の傾向などから、PS4が利用しているネットワークに、特有の何らかの問題があるものと思われます(※同じネットワーク/インターンセット接続機器を利用しているその他の端末、例えばiPhone/AndroidスマートフォンやSwitchなどでインターネット接続に問題がなくとも、PS4でのみ、問題が発生してしまう場合がある、つまり、完全につながらない、という状態以外にも、一部つながらない、のようなことが発生する場合がある、という点に注意してください)。
また、問題解消のパターンからして、原因が1つとは限らず、同じエラーが表示されているユーザーの間でも、異なるカ所が原因となっているのではないかとも思われるため、対策手順を試したり調べたりする際は、この点にも注意してみてください。
ここからは、具体的な対策について、順に紹介していきます。試しやすい方法から、面倒であったり時間のかかる方法まで様々であるため、一通り目を通した上で、試しやすい方法から試してみることをおすすめします。
別のネットワーク経由でログインを行ってみる
最初に紹介するのは、インターネット回線の問題をまるっと回避してしまおうという、現在利用しているインターネット回線とは別の回線を利用する、という対策です。
しかしこの対策、自宅に複数のインターネット回線を敷設しているということはかなり稀かと思われます。試しているユーザーが多いのは、一時的にiPhoneやAndroidスマートフォンのテザリング機能(インターネット共有機能)を利用して、携帯電話の回線経由でPS4がネットワークにつながるようにネットワーク設定を変更した上で、再度ログインを試してみる、という方法です。
この方法で問題なくログインできた場合は、やはり現在利用しているインターネット回線まわりに何らかの原因があるものと思われます。
ログインに成功したら戻す方法
しかし、このままテザリングを使い続けてしまうと、回線の容量(ギガ)を使いすぎてしまう恐れがあり、また、改善の安定性にも問題があるため、テザリングを用いた対策は本対策には不向きです。
そんな場合にひとつ有効なのは、ログインに成功したら、そのまま元の回線に戻す、という方法です。
最初のログイン部分に成功した後に元の問題のあったインターネット回線に戻してもそのまま利用できる場合があります。
一部の機能が利用できない、といった問題が発生してしまう場合がありますが、全く利用できない状態から脱出する方法として、ひとつ有効な手段です。
ルーターの電源断時間を延ばす
その他の対策について紹介していきます。
まず一つあるのは、公式のヘルプでも案内されているルーターを再起動する方法の応用です。
公式のヘルプでは、電源を切った後5分以上待ってから電源を入れなおすようにとの案内が行われていますが、ここで5分ではなく、非常に長く、例えば1~2時間(もっと言えば一晩)電源を切ったままにしてから、再度電源を入れなおす、という方法を試すことも検討してみてください(どうしても直らないと困ってしまったときに、就寝前に電源を切っておき、翌日試す、などもよいかと思います)。
これは、ルーターの電源を長時間切ることで、(グローバル)IPアドレスの変更を狙うもので、短い電源断では変更されない場合があることを考慮し長い時間をとる、という方法です。ただし、この操作で確実にIPアドレスが変更されるという分けでもないため(契約ISPにもよります)、その点には注意が必要です。
ルーターの初期化
その他、「直った」との報告が多いのが、利用中のルーターの初期化です。
ルーターに備わっている初期化機能を利用し、ルーターの設定状況をすべてリセットします。
はじめてそのルーターを利用してインターネットに接続したときと同様の設定が必要になったり、ルーターに設定していたパスワードがリセットされる等の影響で、Wi-Fi接続していたすべての機器(パソコン、iPhone/Androidスマートフォン、インターネット接続する家電等)も合わせて設定し直さなければならなくなってしまったりと、かなり手間がかかったり、設定について詳しくない場合は思わぬトラブルが発生してしまう場合があるため気軽に試すことはおすすめできない方法です。しかし、ルーターのリセット後の再設定が問題なくできそうだ、という場合には、かなり有力な対策であるため、実施を試してみてください。
ルーターの交換
また、初期化と似た対策となりますが、以前利用していたルーターをまだ捨てていない、といった場合には、その古いルーターを利用してみる(セキュリティ設定が古い場合等に注意が必要)方法や、もし「ルーターが古すぎてそろそろ買い換えようと思っていた」などといった場合は、新しいルーターを購入して利用するなど、インターネット機器ごと交換してしまう、という方法もあります。
なかなか試せる方法ではありませんが、初期化の一種として、一応紹介しておきます。
ネットワーク構成を変更して試す
インターネットを契約した際に送られてきた機器(借り受けた機器)に対して自分で購入したルーターを接続し、そのルーターに有線もしくは無線接続してPS4をインターネットに接続している、という場合には、その自身で購入したルーターを介さず、直接PS4を送られてきた機器に接続し(可能な場合)、問題が改善されるかを試してみてください。
IPv6 から IPv4 への変更
IPv6 を利用する設定を行っている場合は、 IPv4 を利用する設定に変更し、エラーが発生するかどうかを確認してみてください。
v6プラス等を利用している場合
また、v6プラスのようなIPv4 over IPv6通信サービスを利用している場合は、PPPoE接続に切り替えて問題に変化があるかどうかを確認してみてください。
設定画面からサインインを行う
PS4の各機能が利用できない場合に、PS4の「設定」から「アカウント管理」へと進み、そこにある「サインイン」から、PSNのサインインID(メールアドレス)およびパスワードを入力を入力してサインインをする、という方法も試してみてください。
この画面からサインインを行うことにより、インターネット接続診断での「PlayStation Networkサインイン 失敗」が解消され、成功する場合があるようです。
PSNアカウントが利用できるかどうかを確認する
ブラウザからPlayStation Store等にアクセスして「サインイン」ボタンを押したり、アプリ(PlayStation App)をインストールしたりして、PS4以外からのPlayStation Networkアカウント(PSNアカウント)でのサインインを試し、アカウントのロックなどが適用されてログインできない状態になってしまっていないかを確認してみてください。
数日以上待つ
身も蓋もない対策となってしまいますが、実際に解消報告が多いのが、公式ヘルプでも案内のある「時間を置いてから試す」という方法です。特に何も対策しないままに一定期間待っていて再度確認してみたらエラーが出なくなっていた、といったパターンです。
ただしその「一定期間」というのが必ずしも短くなく、1日2日以上経って再度試してみたら直っていた、という報告や、場合よっては、1週間~3週間以上経過して直った、というケースも少なくありません。
そのため、問題発生からまだそれほど時間が経っていない場合は、さらに長い時間待ってから再度アクセスできるかどうかを試すようにしてみてください。
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