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iCloudの有料プランを契約しているユーザーに対して本日2021年10月9日、「iCloud+に追加料金なしでアップグレードされました」というiCloudからの、「iCloud+(アイクラウドプラス)」に関するメールが届くユーザーが増えています(insideapple.apple.com)。
このメールについて、自分は何もしていないのに、どうして突然勝手にアップグレードされたの?(変更されたの?)、何が変わったの?などと戸惑ったユーザー向けの情報を紹介します。
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自動的にアップグレードされましたメール
本日2021年10月9日、届くユーザーが増えているのは、次のような内容の、件名が「iCloud+に追加料金なしでアップグレードされました」のメールです。
iCloud+へようこそ
嬉しいお知らせです。あなたのiCloudストレージプランが、iCloud+へ自動的にアップグレードされました。追加料金は一切かかりません。iCloud+では、あなたが利用しているiCloudに新機能iCloud Private Relayや「メールを非公開」などが加わり、HomeKitセキュアビデオの活用の幅もさらに広がります。
どうしてこんなメールが届いたの?
このメールが届いたのは、その文面の通り、「iCloudストレージプランが、iCloud+へ自動的にアップグレードされた」ことを知らせるため、であると考えられるのですが、このメールでiCloud+のことを初めて聞いたり、iCloud+についての説明を読んだことがない場合、この表現だとなかなかイメージしにくいのではないかと思われます。
別の言い方をすると、まず、「iCloudの有料プラン(ストレージプラン)が、iCloud+という名前に変わりました(リニューアルされました)」という話があり、加えて、「iCloud+には、今までのiCloudの有料プランにはなかった機能が増えています」という状況で、「増えたから、ただ変わったとは言わず、アップグレードと言っている」、といった具合です。
したがって、「iCloudの有料プランから、iCloud+という別のプランに勝手に移された」というよりかは、「リニューアルされました」というイメージを持っておくと良いかと思います。従って、違う見方をすれば、以前の有料プラン(ストレージプラン)は無くなった、とも言えます(※実際今までのiCloud有料プランの料金を説明していたヘルプページ「iCloudのストレージプランと料金」のURLも、iClouc+の料金説明ページ「iCloud+のプランと料金」へと変更されています)。
なお、有料プランのこと以外は、従来通り「iCloud」と呼ばれるままであり、iCloudという名称がなくなったわけではありません。iCloud+という名前に変わったのは、iCloudの「ストレージプラン」と呼ばれていた有料プランの名称です。
その体験をさらに進化させるのがiCloud+です。これまでのストレージプランが、まったく新しいサブスクリプションに生まれ変わりました。
(引用元)
iOS15リリースとともに変更
では本日この変更が突然行われたのか、というとそういう訳ではなく、9月21日から、iCloud有料プランがiCloud+にリニューアルされており、既にiCloud+で新しく追加された新機能が利用できていましたし、既に利用している人に対してもこのメールは配信されているようです。
つまりどうやら、今になって、iCloud+が新登場し、新機能が増えたよ、ということを知らせるメールのようです。
今回のメールの内容は、iOS15リリース時のAppleからのニュースリリース「iOS 15、本日提供開始」中にも掲載されているのを発見することができました:
現在iCloudストレージのサブスクリプションに登録しているユーザーは、追加料金なしで自動的にiCloud+にアップグレードされます。
(引用元)
主な変更点
ではiCloud+になってどんな新機能が増えたのか、というと、有料契約している場合に以下の新機能が利用できるようになりました:
- iCloudプライベートリレー(ベータ)
- メールを非公開
- HomeKitセキュアビデオ
- カスタムメールドメイン
これらは新機能で、今までのリニューアル前のiCloud有料プランでは利用できなかったものです。またその他、iCloud+では、一番安価な50Gプランでも、ファミリー共有に対応し、家族と追加機能やストレージ容量を共有できるようになっています。
参考資料
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