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macOS Montereyにアップデート済みのMac miniやMacBook Pro等(M1搭載含む)ユーザーの一部で、Safariの利用中に「ページを開けません。エラー: “操作を完了できませんでした。装置に残されている空き領域がありません” (NSPOSIXErrorDomain: 28)」エラーになる現象が発生しています。
この問題に関する情報を紹介します。
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「NSPOSIXErrorDomain: 28」エラーが出る
macOS Monterey(12.0.1 / 12.1)でM1搭載のMac miniやMacBook Proユーザーの一部で、Safariの利用中にページの一部が表示されなくなってしまったり、次のエラーが表示されてしまいページが開けない、といった現象が発生しています。
ページを開けません
ページを開けません。エラー: “操作を完了できませんでした。装置に残されている空き領域がありません” (NSPOSIXErrorDomain: 28)
メモリの使用量やディスクの空き容量を確認しても問題がなく、Safariの再起動を行って一時的に解消されてもまた再度発生してしまう、などといった特徴があります。
また、12.0.1 で発生した後、12.1へのアップデートを行っても発生する状況が続いています。
原因について
このエラーの発生原因についての詳細は分かっていません。しかし特に利用環境にエラーメッセージで指摘されているような問題が発生しているわけではない、との報告が多いことから、macOS Montereyの何らかの不具合の影響ではないかと思われます。
対策について
原因について詳しいことは分かっていないため、今後のソフトウェアアップデートによる修正・改善を待つ、というのが基本的な対策です。
しかしこの問題の発生したユーザーの間では、現在「Hide IP address from trackers」の設定を「オフ」にする、という対策の利用が増えており、設定変更後に発生しなくなった、との報告があります。
- Safari issue on M1 Mini/Monterey
- Safari fails after Monterey upgrade with …
- Safari issue in Monterey
日本語の場合この設定項目名は「IP アドレスをトラッカーに非公開」という項目で、Safariの「環境設定」内の「プライバシー」タブにこの設定項目が用意されています。
この設定項目自体の意味については、設定画面や次の公式ヘルプページの記載などを参考にしつつ、この設定変更の利用も検討してみてください。
IPアドレスを非公開にする: IPアドレスが既知のトラッカーから自動的に保護されます。iCloudに登録している対象ユーザの場合、Safariでのブラウズ中にIPアドレスがトラッカーやWebサイトから保護されます。このオプションをオフにすると、IPアドレスは非公開になりません。
(引用元)
その他、問題が解消するまでSafari以外のブラウザを利用する(ChromeやFirefox等)といった方法もあるため、そちらの利用も検討してみてください。
付録:英語設定の場合
英語設定で利用中の場合は以下のエラーメッセージとなります。
Safari Can't Open the Page
Safari can't open the page. The error is: “The operation couldn't be completed. No space left on device” (NSPOSIXErrorDomain:28)
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