スポンサーリンク
OBSで初期設定を行った際に、ログイン直後「サーバーに接続できませんでした。インターネット接続を確認してからもう一度お試しください。」という赤いエラーメッセージが表示されてしまい、何度やり直しても同じエラーになってしまう場合があります。
インターネット接続に問題はないのにこのエラーが表示されてしまう原因の例と対策を紹介します。
スポンサーリンク
「サーバーに接続できませんでした」エラーになる
OSBのインストール後、初期設定中で配信先(配信情報)として「YouTube(YouTube - RTMPS)」を選択し、「アカウント接続(推奨)」から設定を進めている場合に、最後のテスト実行の結果で次のエラーが発生してしまう場合があります。
自動構成ウィザード
最終結果
プログラムは最も理想的な設定を推定するための一連のテストを現在実行中です
サーバーに接続できませんでした。インターネット接続を確認してからもう一度お試しください。
このエラー発生時のログ
このエラーが発生している状態でのログファイルを「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\obs-studio\logs」で確認すると、「RTMPSockBuf_Fill, remote host closed connection」というエラーが発生します。
そして「[rtmp stream: 'test_stream'] Connection to rtmps://a.rtmps.youtube.com:443/live2 failed: -3」や「[rtmp stream: 'test_stream'] Connection to rtmps://b.rtmps.youtube.com:443/live2?backup=1 failed: -3」が記録されていました。
原因と対策について
初めてYouTubeでのライブ配信を行おうとした際にこのエラーが発生する場合は、YouTubeアカウント(YouTubeチャンネル)が、ライブ配信できる状態になっているかどうかを確認してみてください。
YouTubeのトップページを開いてから、画面右上のプラスボタン(ビデオカメラのマークに「+」マークのボタン)をクリックした後、「ライブ配信を開始」をクリックします。
すると「ライブ配信は現在ご利用いただけません」と表示されるので、「有効にする」をクリックします。
そこから、「この機能を使用するために必要な確認 パソコンでライブ配信機能にアクセスするには、まず電話番号を確認してください」と表示されたら、「確認」をクリックします。
「電話による確認(ステップ1/2)」が表示されたら、「SMSで受け取る」を選択し、「電話番号」に「090-xxxx-xxxx」のように入力して「コードを取得」をクリックします。
するとYouTubeから「お客様の YouTube 確認コードは xxxxxxxx です」というSMSが届くので、それを「6 桁の確認コードを入力してください」欄に入力し、「送信」をクリックします。
「電話番号を確認しました」と表示されたら、もう一度YouTubeのトップページから、プラスボタン→「ライブ配信を開始」の順にクリックします。
するとこの時点では、次のように表示されます。
しばらくお待ちください
ライブ配信用のアカウントが有効になるまで 24 時間程度かかります。有効になったら、すぐにライブ配信を開始できます。
この「ライブ配信用のアカウントが有効になるまで」というのに従って、このエラーが出なくなるのを待ちます。
そしてエラーが出なくなったら、「新しいYouTubeライブ管理画面へようこそ」と表示されます。
そこから、「今すぐ」の「開始」ボタン、そして、「ストリーミングソフトウェア」の「選択」ボタンをクリックします。
すると「この動画は子ども向けですか?」かで内容を確認して適切な選択肢を選択して「保存」をクリックします。
再度やり直す
こうしたうえで、一度自動構成ウィザードをキャンセルした後、「ツール」>「自動構成ウィザード」を開き直し、YouTubeアカウントなどもやり直すと、エラーが発生せずに、「テスト完了」が表示され、
付録:英語版のエラーメッセージ
Failed to connect to any servers, please check your internet connection and try again.
参考
スポンサーリンク
スポンサーリンク