スポンサーリンク
ChatGPTの利用中、質問に対して英語のエラーメッセージ「Our systems have detected unusual activity from your system. Please try again later.」が表示されてしまい、回答が表示されない問題が発生する場合があります。
この問題の特徴やエラーメッセージの文章の意味、注意点、対策などについて紹介します。
目次
スポンサーリンク
「Our systems have detected unusual activity」エラー
ChatGPTで回答が表示されず、次のエラーメッセージが表示されてしまう問題が発生する場合があります:
Our systems have detected unusual activity from your system. Please try again later.
GPT-4(ChatGPT Plus)ユーザーで発生
このエラーは2023年6月現在、GPT-4の利用中の発生報告が中心であり、GPT-4を選択できない無料版ではなく、有料版であるChatGPT Plusユーザーで発生している、という特徴があります。
エラーメッセージの意味
このエラーメッセージは日本語に直すと、次のような意味となります。
私たちのシステムは、通常とは異なるアクティビティを検出しました。再度お試しください。
ここでポイントは「通常とは異なるアクティビティ」という部分で、「アクティビティ」とは、「使い方」、もっと具体的に言えば「通信内容や頻度」のようなことを指しています。
つまり、「通常の使い方で発生する通信とは異なる内容や頻度(多すぎる)通信が行われていることを見つけたので遮断した」のような意味となります。
一般に典型的なケースでは、「自動的に操作していて普通の使い方ではあり得ない頻度で多数の通信が行われていた」「過剰な負荷がかかるような使い方をしていた」「いろいろな通信元から利用されており、複数人が同じアカウントでアクセスしているように見えた」などです。
原因について
そのため、このエラーメッセージが何らかの間違いではないと考えると、まず考えるべきは、通常とは異なる通信を行うようなプログラムを利用していないかです。
何らかのChatGPTを利用するプログラムが過剰な通信を行い、ChatGPTのサービス側に遮断されてしまった可能性があるためです。
ここで「プログラム」と言うと心当たりがないかもしれませんが、典型的な「プログラム」の例としてあげられるのが、「Chrome拡張機能」です。
CharGPTを活用したり、ChatGPTのサービスを強化するような拡張機能が、通常の利用とは異なるような通信を行っている可能性が考えられます。
対策について
そのため、ChatGPTと関連するChrome拡張をすべて無効化した上で、そして、それ以外のプログラムに心当たりがあればそれらも無効化した上で、これ以上の通信を行わないようにした上で、通常のweb版のChatGPTにアクセスシ、エラーの発生が解消されるかどうか、しばらく様子を見るようにしてみてください(遮断後、通信を抑えたとしてもすぐに遮断が解消されるとは限らないため、しばらく待つ必要があります)。
また、このエラーは現時点で、GPT-4の利用に対して制限がかけられている模様であるため、GPT-3.5のモデルに切り替えた上でエラーが発生せずに利用できるかどうかを試し、エラーが解消されるまでGPT-3.5を利用することを検討してみてください。
スポンサーリンク
スポンサーリンク