【iOS17】スタンバイが利用できない原因や対処方法などについて

「スタンバイ」表示は、充電中のみ利用できる機能であるため、電源に接続して、充電中の状態にしておく必要があります（※バッテリー残量は100%でもそうでなくても大丈夫です）。

そして、「ロック」の状態になっている必要があります。

スタンバイ表示にしようと操作しているうちに、画面操作でロックが解除されてしまっていないか、確認してください。

ロックが解除されてしまっていた場合は、電源ボタン（サイドボタン）を押して、ロック状態に戻します。

そしてあとは本体を横向きにするだけ、なのですが、ここでポイントとなるのが、少しでも動いているとスタンバイ状態に入ってくれない、という点です。

MagSafeを利用した充電台に横向きで固定している場合には自然と「スタンバイ」表示が開始されますが、手で持ったまま横向きにするだけでは微妙に手が動いてしまい、スタンバイ表示になかなか切り替わってくれません（YouTubeの動画を横向きで視聴するような感覚でただ横向きにしても、スタンバイには切り替わりません）。

特別な充電台を使う必要や、充電ケーブルの有線接続で問題ないので、何かに立てかけるなど、手を放して、本体が動かないようにします。

この「固定」は見落としやすいポイントなので注意してください。

何らかの不具合によりスタンバイモードに正しくは入れない状態になってしまっていることも考えられます。

ソフトウェアアップデート後、一度も手動で再起動していない場合は、一度再起動しておくことをおすすめします（その他の不具合の解消にも繋がりやすいのでおすすめです）。

iOS17へのアップデート後、初期設定で「スタンバイ」は有効となっています。

しかし試行錯誤しているうちに無効化してしまっていた、もしくは何らかの影響でオフになっていた、といったケースも考えられます。

「設定」アプリを開くと設定項目の中に「スタンバイ」が追加されているのでそちらを開きます（※「壁紙」と「Sirito検索」の間）。

すると「スタンバイ」の設定画面が開くので、一番上にある「スタンバイ」という項目が「オン」になっていることを確認し、「オフ」になっていた場合には、「オン」に切り替えてください。

なお、「横向き」にして利用することから、縦向きのまま固定して回転を禁止にする設定を解除しないと使えない、と思うかもしれませんが、回転をロックしたままであっても「スタンバイ」に関しては問題なく利用可能です。

スタンバイ表示ができたものの、すぐに表示が消えてしまう場合は、現在利用中のiPhone端末が「常時点灯（Always On display）」機能に対応していない影響で消灯してしまっている可能性があります。

「常時点灯」は、発売予定含め「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」「iPhone 15 Pro」「iPhone 15 Pro Max」が対応している機能です。

これらの機種でない場合は、画面をタップして表示する、といった、操作して再表示する使い方となります。

With the Always On display (on iPhone 14 Pro, iPhone 14 Pro Max, iPhone 15 Pro, and iPhone 15 Pro Max), StandBy stays on to show useful information. For all other iPhone models, it’s easy to bring up StandBy anytime by tapping the screen, gently nudging the table your iPhone is on, or using Siri.
（引用元）

常時点灯に対応している端末を利用していてもスタンバイ表示がすぐに消えてしまう場合には、「設定」アプリの「画面表示と明るさ」を開き「常に画面オン」設定内で「常に画面オン」という設定項目がが有効になっていることを確認します。

• Use StandBy to view information at a distance while iPhone is charging（9/19時点で日本語版が用意されておらず、英語設定のブラウザからアクセスして英語版を表示する必要あり。日本語版にアクセスしてしまうと、自動的に日本語のiOS16向けユーザーガイドに転送されてしまいます）
• 【iOS17】充電中の横向き表示(スタンバイ)の時計がズレている現象と日本時間で表示する方法

• iPhone 14 Pro や iPhone 14 Pro Max で常時表示ディスプレイを使う - Apple サポート (日本)