【iPhone】iOSのアップデート後に「緊急時に助けを求める」通知が設定に表示されたのは何？について

iPhoneを最新版である「iOS 17.6.1」にアップデートした後、「設定」アプリに通知が表示され、「設定」アプリ内に「緊急時に助けを求める」という項目が表示される場合があります。

タップしたら何が起こるのかがよく分からず、これは一体何？と疑問に思うユーザーも少なくないようです。

今回この通知が表示されるようになった原因・背景は、iOS 17.6.1 にて「衛星経由の緊急SOS」に対応したことがあると思われます。

それがきっかけとなり、改めてこの後紹介する内容を積極的に通知するようにしたものと思われます。

この表示「緊急時に助けを求める」をタップすると、次の通知内容が表示されます。この時点では説明が表示されるのみです。

緊急時に助けを求める
“緊急 SOS” の詳しい情報を見てメディカルIDを設定しましょう。

[詳しい情報]

ここで「詳しい情報」をタップすると、さらに追加の説明画面が表示されます。

緊急時にiPhoneが役に立ちます

緊急SOSを使用すれば、素早く簡単に助けを求める電話をかけたり、緊急連絡先に通知したりすることができます。

サイドボタンといずれかの音量ボタンを長押して、緊急SOSスライダーをドラッグするだけです。

[続ける]

ここで「続ける」をタップすると、「メディカルID」を設定するように案内されます：

メディカルIDを設定

応急手当にあたってくれる人（ファーストレスポンダー）がロック画面からアクセスできるように、メディカルIDを追加してください

緊急通報指令係が素早く必要な医療を手配できるように、メディカルIDの共有を設定します。

[続ける]
[あとで“ヘルスケア”で確認]

ここで「続ける」をタップした場合、メディカルIDの設定画面が表示されます。

設定内容としては「氏名」「生年月日」「アレルギーと反応」「使用中の薬」「血液型」などがあります。

「キャンセル」を行うこともできます。

入力したい箇所だけ入力すれば十分なので、それらを入力して「完了」をタップすると、メディカルIDの設定が保存された状態を示す「メディカルIDを設定」という画面が表示されます。

「次へ」をタップすると、次の画面が表示されます。

緊急通報サービス連絡時にメディカルIDを共有する

あなたの電話に応答する緊急通報サービスにiPhoneから安全な他社製のサービスを使用してメディカルIDの情報を自動的に送信できます。

これにより、あなたに必要な対応をするためのプロセスが短縮されます。

Apple ではメディカルIDの情報を読み取ることはできません。

[詳しい情報]


[メディカルID情報を共有]
[共有しない]

ここで、緊急通報サービス連絡時に、メディカルIDを共有するかどうかを選択することができます。

「メディカルID情報を共有」をタップして次の画面に進むと、次の画面が表示されます。

ロック画面でメディカルIDを共有

これにより、デバイスがロックされていてもメディカルIDにアクセスできるようになり、応急手当にあたってくれる人（ファーストレスポンダー）がより適切な対応を行えるようになります。

ロック画面に表示 [ON/OFF]


[次へ]

ここでは、「ロック画面に表示」を「オン」にするか「オフ」にすることが選択可能です。

必要に応じて設定を変更した上で、「次へ」をタップします。

すると「完了しました」という画面が表示され、「完了」をタップすると、一連の説明や設定を終了し、設定アプリの元の画面へ戻ることができます。

戻ると、「緊急時に助けを求める」表示が消えていることが確認できます。