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【X(旧Twitter)】「レート制限を超えました」って何?どういう意味?全然使っていないのにどうして?等について解説

Twitter (632)

2024年9月現在、X(旧Twitter)の使用中にタイムラインや通知が表示されずに「レート制限を超えました」エラーが表示されてしまうユーザーが増加しています。

この「レート制限」の意味がよく分からない、と困惑しているユーザー向けに、このエラーメッセージの意味や対処法を解説します。

「レート制限を超えました」で通知が見れない・タイムラインが見れない

Xの利用中、突然タイムラインや通知の中身が表示されず、次のエラーメッセージしか表示されない状態になってしまう場合があります。

レート制限を超えました
しばらくしてからやりなおしてください

「レート制限」という聞き慣れない言葉で説明され、「何これ」「どういう意味?」などと困惑してしまうかもしれません。

ここ数日増加中

9月に入って以降、このエラーが表示されてしまうとの報告が増加し始めており、特にここ最近、9月13日~14日にかけて、このメッセージが表示されるユーザーが多くなっている模様です。

それに伴い、このメッセージは一体どういう意味なのか、気になるユーザーも増加していると考えられます。

「レート」の意味

「レート制限を超えました」という文章のうち、「レート」とは、「一定時間に何回か」ということを意味しており、例えば「15分に10回」というレートよりも、「15分に100回」のほうが、レートが高い、と言えます。

そしてより具体的にこの「回数」というのは、機能を使った回数のことを示しています。

つまり、「15分に通知を100回読み込んだ」というようなものが、「レート」と呼ばれます。

「レート制限」の意味

そして「レート制限」というのは、その「15分に通知を100回読み込んだ」というような「レート」があまりに高すぎるのはサービスを運営する上で困る、ということで設けられた、レートに対する制限(上限)のことです。

「あまりに何度も何度も、短時間に使うことはできません」というようなルールに相当します。

あくまで決められた時間(短時間)のうちに何度も何度も行うことが制限される、という話であるため、毎日少しずつ使っている分には問題ありません。

「レート制限を超えました」の意味

そして今回のエラーメッセージは、そうした「レート制限」を超えて何かの機能を使ったことを示しています。

「通知」画面に表示された場合には通知の使いすぎ、「検索」画面に表示された場合には検索の使いすぎ、というような意味となります。

しかし先ほど説明したとおり、あくまで「15分で検索を行いすぎた」というような、決められた時間での話であるため、しばらくすればまた制限が解除され、再度使用できるようになります。

そのため、このエラーの対処方法は「レート制限が解除されるまで待つ」という方法であり、それを説明しているのが2行目の「しばらくしてからやりなおしてください」です。

対策

したがって、このエラーに遭遇した際にはその案内の通り、しばらく待ってから再度やり直すようにしてみてください。

Xアプリを閉じて、15分から30分待った上で、改めて画面を開き、エラーが発生せずに使えるかどうかを確認してみてください。

そんなに使っていないはずなのに/解除されない

なお、思った以上に厳しいレート制限がXにより設けられており、「それほど使っていないはずなのにエラーが表示されてしまう」と感じる場合が少なくありません。

しかしそれがXによって提供されているレート制限であるため、再読み込みの頻度を抑えるなどして、うまくレート制限の中で利用するように調整してみてください。

その一方で、なぜかすぐレート制限エラーになってしまう、何もしていないのにレート制限エラーになる、レート制限エラーが全く解除されない、といったケースもあります。

そうした場合には、より長時間待ってから試しつつ、Xアカウントを使うツールを何か使っていないかを確認し利用を止めてみたり、不要な利用権限を「連携しているアプリ」に与えていないかを「利用しているアプリ」設定で確認して減らすことを検討してみたり、勝手に知らないところからログインされていないかをセッション画面から確認し、怪しい端末のセッションからのログアウトを行うなど、意図しないところでレート制限の消費(レートの上昇)が発生してしまっていないか、確認するようにしてみてください。

なお、原因不明となってしまった場合、X側の不具合でレートが上昇してしまっていた(必要のない機能(API)の利用が内部的に行われていた、等)、といった原因の可能性も考えられるため、Xアプリを最新版にアップデートしつつ、改善を待つようにしてみてください。

この文言は4月頃から

なおこの文言は4月の途中から導入され現在に至っている模様で、以前には「API呼び出しの回数制限を超えました」という文言が使用されていました。

こちらはこちらで「API」という単語が難しい一方で、「レート」という単語を含まない「回数制限」という部分については現在より分かりやすかったかと思われます。

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