「七五三はいつから祝日になったの？」「11月15日は休日？３連休？」等に注意（2024年11月）

カレンダーに「七五三」が祝日として表示されていて、「七五三はいつから祝日になったの？」「2024年から七五三が祝日になった？」などの疑問を持つ人が増えています。

しかし、政府のウェブサイトで2024年の「国民の祝日」として紹介されているものに七五三は含まれておらず、2024年において、七五三は国民の祝日ではありません。

11月の祝日は、11月3日の「文化の日」および11月23日の「勤労感謝の日」しかありません。

つまり、国民の祝日に七五三は追加されていません。

祝日がお休み、という場合に、七五三の11月15日をお休みの日だと誤解して会社や学校を休んでしまわないように注意してください。

また、11月15日は金曜日であるため、11月15日・16日・17日の３連休であると誤解してしまって旅行の計画などを立ててしまわないようにも、注意してください。

七五三が国民の祝日であるかのように見えたカレンダー側に原因があります。

現在、Googleカレンダーの「日本の祝日」カレンダーに「七五三」や「クリスマス」が含まれるようになり、Googleカレンダーユーザーの間でこの戸惑いが発生しています。

また、Googleカレンダーと連携している各種カレンダー・スケジュール管理系サービスにて、同じように七五三が祝日として表示される状態となっています。

iPhoneのカレンダーアプリでも、Googleカレンダーと同期している場合に、「七五三」が祝日であるかのように見えてしまうケースがあります。

その他、祝日かどうかを判定する一部のソフトウェア（ライブラリ）でも同様に「七五三」が祝日として判定されるケースが発生しており、様々なサービスにおいて、七五三が祝日として表示されている可能性があります。

しかしそれらについても同様に、日本の「国民の祝日」として制定されているものではない点に注意が必要です。

Googleカレンダーや連携しているカレンダーについては、Googleカレンダー側で設定を変更することで、祝日から「七五三」や「クリスマス」のような国民の祝日ではない日が「日本の祝日」として表示されてしまう状態を変更することが可能です。

その他、利用サービスによっては個別に対策手順が案内されている場合があるため、利用サービスからの案内を確認してみてください。