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本日2025年1月12日現在、Windows UpdateのWindows 10 Version 22h2向けセキュリティ更新プログラム「KB5048239」のインストールが終わらない問題の発生するユーザーが急増しています。
一部のWindows 10ユーザーの間で発生が増加している、このWindows Update「KB5048239」の適用に関する問題について紹介します。
※手元のPCにおける詳細な発生状況・発生内容を、何度かに分けて追記・更新しました。
目次
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KB5048239のインストールができない
本日2025年1月11日午後より、Windows Updateの「2024-11 x64ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム(KB5048239)」のインストールができない、不具合ではないか、等の報告が増加しています。
「更新プログラムをチェック」で繰り返しインストールされてしまう
より具体的には、一度KB5048239をインストールしても、また更新プログラムをチェックすると復活する(何度もインストールが繰り返される)、という問題です。
以下、どのような現象が発生するのかを、1ステップずつ紹介します。
※手元のノートPC「ThinkPad X1 Carbon 6th」(Windows 10 バージョン 22H2 OSビルド 19045.5247)にて発生を確認したもの。なお、同じバージョンのWindows 10でも、別のPCでは発生していませんでした(KB5048239が履歴にも見当たらず。なお、どちらのPCも「reagentc /info」コマンドの結果の「Windows RE の状態」は「Enabled」でした)。
更新プログラムをチェックするとインストールが開始
Windows 10の「設定」にある「Windows Update」を開き、そこで「更新プログラムのチェック」を行うと、「KB5048239」が見つかり、インストールが開始されます。
2024-11 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5048239)
状態: インストール中 - 0%
ここまで、特に問題はありません。
インストールが終了
そして、この「インストール中 - 0%」のパーセント表示は、数が増えない0%のまま突然インストールが完了し、「最新の状態です」に戻ります。
もう一度更新プログラムをチェックするとKB5048239が復活
ポイントはこのステップです。
最新になっているかを確認するために、再度「更新プログラムのチェック」をクリックすると、なぜかまた「KB5048239」が表示され、再びインストールが開始されます。
先ほどインストールしたはずのKB5048239を、なぜかもう一度インストールできてしまいます。
以降無限ループ
以降、何度インストールしても、「更新プログラムのチェック」を行うとまたインストールが始まる、という手順が無限にループしてしまいます。
これでは、いくらアップデートを行っても、「Windows Updateをやり切って最新の状態になっている」という状態にたどり着きません。
「更新の履歴」ではインストール済み
このとき「更新の履歴を表示する」から履歴を確認してみると、「品質更新プログラム」の中に「KB5048239」が、「2025/01/** に正しくインストールされました」と表示され、インストール済みであることが分かります。
つまり、インストールできていない訳ではなく、インストールできているのにも関わらず、再度インストールが開始されてしまう、という症状です。
「イベントビューアー」にはインストール成功ログが複数記録
さらにWindowsの「イベントビューアー」の「Windowsログ」>「システム」で「ソース」が「WindowsUpdateClient」のものを確認すると、次のKB5048239のインストールの成功ログが、繰り返し記録され、更新の確認を行うごとに、インストールの開始と成功が記録され、何度も何度も繰り返しインストールに成功している状態であることも確認できます。
インストールの成功: 次の更新プログラムが正しくインストールされました: 2024-11 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5048239)
「何度インストールしてもインストールできない」のようにも見える
一方で、更新履歴を確認していないユーザーから見た場合、インストールが0%のまま途中でインストールが中断されているようにも見えることや、繰り返しアップデート対象として表示されることなどから、KB5048239がインストールできない、というようにも見えてしまいます。
KB5048239のWindows Updateに不具合発生か
本日2025年1月11日現在、「KB5048239」のインストールに関するトラブル報告が増加していることや、その不可解な挙動、インストール履歴との不一致などから、個別のユーザー独自の問題ではなく、このWindows Updateの配信や適用に関して、何らかの不具合が発生しているものと考えられます。
なお、同じWindows 10ユーザーであっても、KB5048239がインストール対象として表示されないなど、必ずしもこのWindows Updateが終わらない(更新をチェックしても何も出てこない最新の状態にならない)問題が発生している訳ではなく、一部の(とはいえ多くの)Windows 10ユーザーでのみ発生している模様です。
そもそも KB5048239 とは
「KB5048239」については、Microsoft公式のサポートサイトにて、次のドキュメントが公開されています。
この中で、KB5048239について、以下のようにその概要が説明されています:
この更新プログラムは、実行中の PC 上の Windows Recovery Environment (WinRE) に安全な OS 動的更新プログラム (KB5046913) を自動的に適用します。 この更新プログラムは、Windows 回復機能の機能強化をインストールします。
(引用元)
ここにある通り、KB5048239は、Windows RE(Windows 回復環境)向けのアップデートです。
なお、このアップデートはWindows 10の全環境に提供するものではなく、提供されない条件についても記載があります。
重要 Windows Recovery Environment (WinRE) が次のいずれかの条件を満たしている場合、この更新プログラムは提供されません。
(引用元)
11月にも「KB5048239」で問題が発生
この公式ドキュメントのタイトルに「2024年11月12日」と記載されている通り、KB5048239自体はもともと、昨年11月に配信が開始されていました。
しかしその際、今回の問題とは別の「0x80070643」エラーが発生しインストールできない問題の発生が多く報告されていました。
そのアップデートが、再び1月になり配信され、また別の問題が発生しているようです。
対策について:修正待ちの状況
今回、Microsoft社側(Windows Update側)で発生している何らかの不具合による現象であると考えられるため、慌ててユーザー側でWindows PCの初期化や設定変更を試すのではなく、Microsoft社側での対応によりWindows Update上の表示や動作が正常な状態に戻る、もしくは、公式から修正手順の案内等が出されるまで、しばらく待つようにしてみてください。
しばらく待った上で、更新の確認をやり直し、正常に動作することも定期的に確認してみてください。
関連:WinRE回復パーティションの有無・サイズを確認する
参考
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