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「Google検索結果のリンクが全部訪問済みの文字色で表示される」の声の増加と原因について

Google (169) Google検索 (34)

今月に入って以降、一部のユーザーの間で、「Googleの検索結果が全部訪問済みの色(紫色)で表示されるようになった」との報告が発生しています。

「訪問済みではない、開いたことのないサイトやページのリンクまで紫色に表示されてしまう」といった内容です。

しかし、ユーザーからはそのように感じられるものの、実際に起こっていることは、その見た目とは異なる状況・原因のようなので、その背景について解説します。

Googleの検索結果のリンクが全部「訪問済み」の紫色になる現象?

今月2025年5月頃より一部のユーザーの間で、PCブラウザでGoogle検索を行った検索結果ページに表示されるリンクが、すべて訪問済みの紫色で表示されるようになってしまった、との声があがっています。

通常、未訪問のページへのリンクは青色で表示され、訪問済みのページへのリンクは紫色で表示される、という色分けが行われていますが、それが、未訪問のページも含む、すべての検索結果のリンクが紫色で表示されるようになってしまった、との報告です。

一部のユーザー/一部の利用環境の間で発生

こうした現象は一部ユーザーでのみ発生しており、ユーザーによって発生する/しないが異なるほか、複数のブラウザや端末を利用している場合に、発生するブラウザと発生しないブラウザがあるようです。

例えば、Firefoxでは発生したが、Chromeでは発生しなかった、というケースや、あるPCのChromeでは発生なかったが、別のPCのChromeでは発生した、などといった具合です。全く発生せず、従来通りの表示、というユーザーも多くいます。

このような違いが生じる要因について、特定の利用状況が揃っていても発生したりしなかったりがあることや、同じユーザーの同じ利用環境であっても突然元に戻ったり再度変化したりすることがあることなどから、後述するような、デザイン変更のテスト対象に選ばれたかどうか(選ばれ方については通常Google側しか把握しておらず、また、ランダム性があることも考えられるため、はっきりと事前に判別することは困難)、というところに起因しているものと考えられます。

「すべて訪問済みになった」ではなく「未訪問が訪問済みのような色になった」状態

この「リンク色」に関する現象は、確かに一見「未訪問のページが訪問済みだと誤解されている」「すべて訪問済み扱いになっている」というように見えますが、実際の色の指定のされ方を確認すると、未訪問か訪問済みか、の判別は従来通り行われており、そちらの問題ではなく、「未訪問ページ」側の色(青色)が変更されていることが原因となっているようです。

そのため、今回のような報告の増加は、未訪問ページの青色を、紫色寄りの色に変更するデザイン変更のテストが、一部ユーザーを対象に実施中であることが原因として有力であると考えられます(何らかの不具合でそのように見える事象が発生していることも否定はできないものの)。

そして、未訪問ページへのリンクの青色が紫色に近い色に変更されてしまった結果、「全部紫色に見える」となり、それはこれまでの「紫色は訪問済みのときの色である」という認識から「訪問済みのように見える」という現象が発生している、という仕組みです。

実際、確かに訪問済みリンク(a:visited)の文字色は「#681da8」という変化の前と同じ紫色をしています。しかし、未訪問の色が、従来の「#1a0dab」という青色から、「#3900a1」という、赤色が強められて紫色寄りになった色へと変化しています(訪問済み側の色は変わっておらず、訪問済みの紫色とはまた違う色ではあり、色がかなり近くなっているものの、一応区別はある、という状態です。また、この紫色に近づいた未訪問リンクの文字色は、指定が異なる場合もあるようで、1つの色ではなく、複数の色がテストされているものと考えられます)。

このように、Googleの検索結果側の変更の影響であり、ブラウザの不具合や、ユーザー側の設定ミスなどが原因ではないものと考えられるため、見づらく不便であるといったことはあるものの、特別ユーザー側で対処・修正するタイプのものではないと言えます。

対策について

そのため基本的には、テスト対象から外れて色が元に戻ることや、より見やすい色になるように、Google側が変更を実施することを待つようにしてみてください。実際、一度この「全部訪問済みの色になってしまった」という現象が発生しても、その後しばらくして以前の状態に戻っているケースがあります。

また、別のブラウザから利用することで、従来通りの配色で利用できる場合があるため、しばらく別のブラウザからGoogle検索を利用することも検討してみてください。

サイトごとにCSSを指定できるChrome拡張を使用して、リンク色を上書きする(a{color: #1a0dab} 等)ことなどにより、元の状態を利用することなどの一時的な対応も考えられます。

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