スポンサーリンク
SetPointを拡張した結果、いろいろとメモしたので、共有します。
まずは、拡張の際に編集すべき4つの重要XMLファイルの保存場所と役割についてです。検証環境は、Windows 7 64bit、SetPoint 6.32.7(現時点での最新版)です。
スポンサーリンク
1.default.xml
「C:\Program Files\Logicool\SetPointP\default.xml」にある、ボタンに割り当てる機能がHandlerSetとして定義されているXMLファイル。また、それぞれのHandlerSetをグループにまとめたHandlerSetGroupを定義しているのもこのファイル。
新しい機能の追加はこのファイルで行う。また、表示する機能一覧を変更する場合には、HandlerSetGroupの定義を追加・変更する。
2.Strings.xml
「C:\Program Files\Logicool\SetPointP\Strings.xml」にある、機能の名称を定義しているXMLファイル。default.xmlにおいて機能の名前は「HELP_」で始まる変数で指定されており、String.xmlは、その変数に具体的な日本語を与える役割を持つ。ここで指定した名称が、機能一覧に表示される名前になる。
3.Modelナンバー.xml
「C:\ProgramData\Logishrd\SetPointP\
Devices\PointingDevice\(Modelナンバー)\(Modelナンバー).xml」にある、マウスにどんなボタンが存在するかを定義しているXMLファイル。製品の種類ごとにファイルが存在し、製品ごとに決められたModelナンバーに基づいて管理されている。
このファイル中で、どのマウスのどのボタンに、どの機能一覧(HandlerSetGroup)を表示するかが定義されている。
4.users.xml
「C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\Logitech\SetPoint\user.xml」にある、SetPointでのユーザの設定内容が保存されるXMLファイル。
どのボタンにどの機能を割り当てたかが記録されており、直接編集すれば、SetPointのGUIからは変更できない設定も可能。
まとめ
SetPointの拡張は、これらのファイルを編集することで実現できます。どれも単なるXMLファイルなので、テキストエディタで編集可能です。具体的なXMLファイルの中身の詳細についてはまた別エントリにて。
拡張手順概略へ→「SetPoint拡張メモ:拡張手順の概略」
スポンサーリンク
スポンサーリンク