情報科学屋さんを目指す人のメモ

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ロックジョイの招待コードの宣伝が目立つので気になったことを調べてみた

Android (737) iPhone (1732) ロックジョイ (1)

ロックジョイの招待コードの宣伝を最近余りに頻繁に見かけるので、その宣伝について少し書いておきます。

稼げる待受けロックジョイ(LockJoy)

ロックジョイ」というアプリは、ロック画面に広告を表示する代わりに、ポイントを貰うことができて、獲得したポイントをAmazonギフト券やiTunesカードなどと交換することができる、という今流行りの「お小遣いアプリ」です。この手のお小遣いアプリは、iTunesカードに交換できることから、パズドラの魔法石を無料で貰えるとか、LINEのスタンプを無料で貰える、などと言われたりもしがちです。「魔法石を無料で手に入れる方法」や「LINEスタンプを無料でゲットする方法」といったサイトは、結局この手のお小遣いサイト・お小遣いアプリへの誘導となっています。

このロックジョイというアプリについては、以前どこかの記事を読んで覚えていました。今流行りのお小遣い系アプリの中でも特に儲かりそうだなぁ、と。

よく見かける招待コードの宣伝

そのロックジョイに関して、最近とてもよく見かけるようになったのが、「招待コード」の宣伝です。

例えば掲示板(2ちゃんねる)では、その招待コードを使ってロックジョイを使い始めると、「itunesカード、Amazonギフト券1000円分などと交換出来るポイントが1000ポイント貰える」と宣伝されています。

今、ロックジョイというアプリをダウンロードして招待コードのところに『(招待コード)』と入力するとitunesカード、Amazonギフト券1000円分などと交換出来るポイントが1000ポイント貰えるぞ。

iPhone、AndroidどちらもOKっぽい
iPhone→https://itunes.apple.com/jp/app/lagjoi-lockjoy/id656698242?mt=8
Android→https://play.google.com/store/apps/details?id=com.buzzvil.lockjoy

近日中にキャンペーンが終わるからおいしい情報教えとく。 ロックジョイというアプリ(無料)をダウンロードして
招待コードのところに『(招待コード)』と入力すると
itunesカード、Amazonギフト券1000円分などと交換出来るポイントが1000ポイント貰えます。
わずかこの作業3分もかからないし繰り返しでいくらでも増える!

iPhone、AndroidどちらもOKです
iPhone→ https://itunes.apple.com/jp/app/rokkujoi-o-denapurezentokyanpenga/id656698242?mt=8
Android→ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.buzzvil.lockjoy

今なら登録の際、紹介コードに【(招待コード)】と入れるだけで1000ポイントゲットできる

ポイントはアマゾンギフト券1000円分やiTunesポイントに交換できる

期間限定だから今がチャンス

iPhone→ https://itunes.apple.com/jp/app/rokkujoi-o-denapurezentokyanpenga/id656698242?mt=8
Android→ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.buzzvil.lockjoy

ここまでは、掲示板に貼られていた文章です。

Twitter上では、次の宣伝文が多いようです。こちらは、公式がTweet内容を用意しているのかも知れません。

待受け画面で稼げるアプリ「ロックジョイ」の紹介です。貯まったポイントは、Amazonギフト券、iTunesギフトコードなどに交換できるよ。登録時、紹介者に【(招待コード)】と入れると、1,000P貯まります!
DLはコチラ→ http://www.lockjoy.com/invite.html

これらの宣伝の多さからか、ロックジョイについて、「ロックジョイが安全なのか、危険ではないのか」「ロックジョイは詐欺ではないのか」「ロックジョイの評判が気になる」という人も増えているようです。

宣伝費「1000円分」って高くないか?

それにしても、「Amazonギフト券1000円分などと交換出来るポイントが1000ポイント貰える」を読んで、「1人を登録させるために1000円分は高すぎるんじゃないのか?」と思いました。

しかし、これが掲示板に書かれた文章に起因する大きな勘違いだったのです。

実は「Amazonギフト券1000円分」が「1000ポイント」ではなかった!

「Amazonギフト券1000円分などと交換出来るポイントが1000ポイント貰えます」と書いてあれば、1000ポイントで、Amazonギフト券1000円分や、その他のものと交換できるんだろう、と読んでしまうのが普通だと思います。

しかし、よく調べてみると、「1ポイント=1円分」ではなく、「10ポイント=1円分」だったのです。

つまり、招待コードを入れてもらえる「1000ポイント」では、「Amazonギフト券1000円分」とは交換できないのです。実際には、Amazonギフト券1000円分と交換するには、「10,000ポイント」が必要です

「『Amazonギフト券1000円分などと交換できるポイント』が『1000ポイント分』もらえる」という区切りで丁寧に読めば、間違っているとは言えない内容なのですが、ここでわざわざ「1000円分」と書いているのは、罠だったわけです(※前述したように、おそらくこの文章は公式が提案している文章ではなく、掲示板に掲載するために誰かが書いたものだと思います。同じ文章が各所で使われているものの、公式からこの文章を見つけてはいません)

というのも、そもそもAmazonギフト券の交換は1000円分だけでなく、最小500円分というものもあります。ですから、「1000円分などと交換できる」というのは嘘ではないものの、「1000円分」という文字を入れる必要はなく、騙すために入れたような言葉なのです(もちろん、1000円というきりの良い数字を入れることで、分かりやすさや印象が良くなるという効果が第一にあると思いますが)。

アプリの宣伝方法の参考になる

実際のところ、1000ポイントを貰っても、最低5000ポイントがなければAmazon商品券などとは交換できないので、招待コードを使って1000ポイントを獲得しても、一切ロックジョイを使わなかった人には、実際に報酬を支払う必要はありません。したがって、差分「4000ポイント」を設けることで、上手いこと無駄になるコスト(1000ポイント)を押さえて、ロックジョイは宣伝を行っているようなのです。

このポイントは、もちろん招待した側ももらえるようなのですが、5人にインストールさせて500円という1人あたり100円ならば、特に高いということはないと思います。

そんなこんなで、掲示板に書かれた宣伝文を読んでものすごく大盤振る舞いな招待キャンペーンだな、と思ったのですが、実際にはポイントの価値は10分の1にすぎず、1000ポイントでは交換できないようなので、そんなことはない、宣伝キャンペーンだということが分かりました。

当分お小遣いアプリが流行しそう

現在、ロックジョイに限らず、本当にいろいろなお小遣いアプリが流行しています。パズドラの魔法石やLINEのスタンプを購入したいという中学生・高校生が増えている背景も手伝って、この手のアプリを公開している人や、誘導するコンテンツを作っている人たちは、随分儲かっているのではないかと思います。例えば、「こづかいキング」というアプリは、Apple App Storeの上位にあり、その人気ぶりを伺わせます。

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