【LINE】iOS8アップデート時の不具合と対処法候補

iOS8アップデート後、いろいろな症状の報告があります。

• スタンプを送信しようとすると落ちる
• 写真送信で落ちる（送信ボタン）
• 画像を拡大すると落ちる
• トーク画面を開こうとすると落ちる
• LINEを起動できない
• 送信失敗したトークを削除しようとすると落ちる

などなど、いろいろですが、起動時から利用時まで、人によって、いろいろと違うタイミングで落ちていることがわかります。特に、大きな違いが、起動時に落ちる人と、落ちない人がいるという点です。

このあたりについては、過去のLINEの不具合と対策方法から、軽減することが出来る可能性があります。

以下、iOS8の完全対応版がリリースされるまでに、少しでも症状を軽くするためにできる謎の対処法を紹介します。ダメ元で試してみてください。ただ、一応過去に実績はある対処法たちです。

着せかえを「基本」に戻す

これは、iOS7のアップデート直後や、iOS7が最初から搭載されていたiPhone 5s/5cに機種変した人が、トークを見ようとすると落ちる（ホーム画面に戻る・強制終了する）場合に有効だった、気が付きにくい対策です。

特定の画面を開こうとすると落ちる場合に有効かもしれません。

「その他」>「設定」>「着せかえ」から、「基本」を選択します。これで、着せかえを元に戻すことができます。

ただ、もちろんこれは起動できない場合は使えない対処法です（設定画面が開けないから）。利用中に不具合が発生しまくる場合は、着せかえを解除してみてください。また、iOS8にアップデートして着せかえが元に戻った、という人も、設定画面だけ、「基本」になっていないケースが考えられるので、着せかえの見た目にかかわらず、設定画面をチェックしてみてください。

• iOS7でLINEが落ちる原因と対策からiOSのアップデート後にアプリがバグる仕組みを考える | LINEの仕組み
• iPhone機種変後にLINEのトーク画面を開こうとすると落ちるバグについて | LINEの仕組み

電話帳連携を強制的に切る

起動時に落ちる場合、電話帳連携をオフにするのが、有効の場合があります。これは、特にLINEアップデート後に、LINEが起動できなくなった場合に有効な対策で、起動時に電話帳を読み込もうとして失敗して落ちる、というものです。これはLINE公式も、過去に紹介していた対策です。

• アップデート後にLINEが強制終了するバグの公式対策手順 | LINEの仕組み

これは、LINE内の設定ではないので、LINEが起動できない時にも設定できます。

手順は簡単で、「ホーム画面」>「設定」>「プライバシー」>「連絡先」>「LINE」を「オフ」にするだけです。

これで、LINEは電話帳の読み込み作業を飛ばします。これにより、そのタイミングでバグが発生していた場合は、回避できる、というわけです。

詳しい設定手順は、画像付きでこちら←に書いてあります。

こうやっていろいろと試行錯誤するのは良いのですが、やってはいけない対策があります。

何度もログインする・ログインに失敗する

それは、何度も再インストールして、何度もログインしようとすることです。

ログインに何度も挑戦したりすると、最悪、アカウントが使えなくなる可能性があります。

• 【LINE】電話番号認証「無効な電話番号」「入力された電話番号が正しくありません」エラーについて | LINEの仕組み
• 【LINE】利用登録「不正な電話番号です」エラーの原因と対策 | LINEの仕組み

気をつけてください。

再インストール

再インストールを繰り返すのが良くない、と言ったそばからですが、そもそも「再インストール」も気をつけてください。

トーク履歴は削除されます。

その他にも注意点が多いので、再インストール前に、次のページを読んでよく勉強してみてください。

• LINEの再インストールについて | LINEの仕組み

どうしてもLINEで連絡しないといけない、送られてきたメッセージを読まないといけない、という場合は、PC版（Windows版・Mac版）からログインしてみてください。

ただ、今まで一度もログインしたことが無かったりすると、初回ログイン時に、スマートフォンに番号を入力する必要があるので、とりあえずスマートフォン版LINEを起動できる状態に持って行くところまではどうにかする必要があります。

• 【LINE】本人確認導入でPC版にログインできないユーザーが発生 | LINEの仕組み

最近ログインしたことがある人は、その問題がないので、PC版でやりとりしてみてください。

その他、現状できる回避策や軽減策をコメント欄で募集中です。

iOS8+LINEの記事には、決まって「iOS8にアップデートするとLINEに不具合が発生するからアップデートするな」と書いてありますが、そんなこと言われてもアップデートしちゃった人はどうすればいいの？となっているはずなので、そういう人向けに記事を書きました。

ポイントは、不具合の症状が、人によってだいぶ違うということです。

症状が違うということは、人それぞれ何らかの状況が違うわけですが、それはつまり、状況を変えれば、現在の症状を改善できるかもしれないということです。

そこで、iOS7アップデート時などの、過去の不具合を参考に、iOS8で発生している不具合を軽減できそうな対策を紹介してみました。

「iOS8で不具合発生中だからアップデートするな」と言われても、もうしちゃったよ、という人が多そうなので、現時点で効果があるかもしれない対策を紹介しています→ 「【LINE】iOS8アップデート時の不具合と対処法候補」 http://t.co/dZDJctL8MI

— LINE障害情報 速報アカウント (@did2line) 2014, 9月 17

↑シェア用です

9:30ごろ、LINE 4.6.1が公開されました。アップデートしてみると、写真が送信できないなどの問題が解決されました。試してみてください。

ただし、iPadでは別のバグが発生しているので気をつけてください：「【LINE】iPadをiOS8にアップデートするとLINEの表示が切れる不具合発生中（黒縁拡大表示） | LINEの仕組み」

また、落ちる不具合はiOS8搭乗前から、発生しているので、アップデートしてもダメな人や、アップデートしたらダメになった人は、そちらも確認してみてください。

• 【LINE】iPhone版LINE最新版(4.6.0)での不具合(開けなくなった、など)について | LINEの仕組み
• 【LINE】アップデート後に「開けない」問題が発生中か（LINE 4.6.0） | LINEの仕組み