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iPhoneユーザーに、Google「iPhone端末への警告!お客さまがお使いのApple iPhoneは、極めて危険な状態にあります!」というエラーが表示されるケースが増加しています。
これについて、「ウイルス感染は本当なの?」「すぐ消したから大丈夫?」「個人情報の危険は?」などの疑問を持つユーザーまで出てきてしまっています。
この画面が表示される背景について紹介します。
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「iPhone端末への警告!」ページ
現在、iPhone利用者に、次のメッセージが表示されるケースが増えています。
iPhone端末への警告!お客様がお使いのApple iPhoneは、極めて危険な状態にあります!
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お客さまのApple iPhoneには、危害を加えるかもしれない (4)つのウイルスが存在します。そのウイルスを即座に駆除しない場合、お客様のSIMカード、電話帳、写真、ファイルおよびデータが損傷いたします。
あなたのiPhoneを修復してください!
ステップ 1:iPhone 専用の * Onav セキュリティ * をタップして、インストールする。
ステップ 2:そのアプリを開いて、すべてのウイルスを駆除する。
[ウイルスを今すぐ駆除してください。]
偽物の警告メッセージ
この画面は、アプリをインストールさせるため広告の一種です。
「ウイルスに感染している」と脅かして、その対策ソフトを紹介してインストールさせようとしているだけであり、この表示が出たからと行って、本当にウイルスに感染しているわけではありません。
現在このページは多くのユーザーに表示されており、多くの人がアプリをインストールしてしまっていると思いますが、インストールしなければならないものではありません。
アプリが悪いとは限らない状態
しかし、ここから誘導されている「Onavoセキュリティ(VPN Security - Onavo Protect)」が、必ずしも悪質なアプリ(詐欺アプリと呼ばれることが多い)とは限りません。
というのも、アプリの広告を、アプリの開発側の人が書いているとは限らないからです。もちろんそういうケースもありますが、最近は、第三者がアプリを紹介して、紹介相手がインストールしてくれた場合に、アプリ開発者から紹介料が貰えるような仕組みは一般的です。
そして、アプリが悪質なものでなくとも、紹介料目当てに悪質な紹介ページ(広告ページ)を作成する可能性があるのです。
「紹介する側(広告ページを作った人)」が騙そうとしているのみで、「紹介された側(アプリを作った人)」が悪質であるかはまた別の問題です。
騙されないように注意
しかしどちらにしても、「騙されてインストール」するのと、「騙されずにインストール」するのとでは、全く違います。
もちろん、広告によっては、悪質なアプリをインストールさせようとするケースが考えられますし、今回の誘導先のアプリ「Onavo」についても、どんなアプリなのか、正確なところは分かりません(アプリのレビューは、悪質なページから誘導されたことで、「詐欺アプリ」「悪質なアプリ」と言われているケースが多いようですが、実際のアプリの挙動については、あまり分かりません)。
その他の表示
警告!
Apple iPhone がウイルスに感染しているので、早急の対応が必要です。
Apple iPhone を修復するために、続行して指示に従ってください。このウィンドウは閉じないでください。
**閉じる場合、責任は自己負担となります**
[閉じる]
Gooogle
Apple iPhone でウイルスが 個検出されました
お使いのApple iPhone のウイルス感染が検出されました。対応策をとらないと、SIMカード、写真、および連絡先がまもなく破損します。
3 minutes and 5 seconds
ウイルスの除去方法:
ステップ1:下のボタンをタップしてGoogle Playに進み、推奨されているウイルス除去アプリを無料でインストールします
ステップ2:アプリを実行し、全てのウイルスを除去します
[ウイルスを今すぐ除去]
類似のメッセージ
このタイプのメッセージは、以前から報告が多い状態が続いています。今後も注意が必要です。
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